N中等部ブログ
【ネットコース】ネットコースはどんな場所？楽しいと思うことは？
生徒のリアルな声を紹介！
N中等部ネットコースの開設から1年が経ちました。N中等部ネットコースでは、ICTツールを活用して、日本各地の個性の豊かな仲間と協働しながら「プログラミング」など多様な学びを深めています。
昨年度1月にネットコースに入学（※1）した生徒たちに4つの質問を投げかけ、N中等部での学びや生活のどのようなところが楽しいと感じているのか、今後どのようなことに挑戦したいかなどを教えてもらいました。生徒たちの声を知っていただくことで、ネットコースがどんな場所か感じていただけるかと思います。
※1 N中等部通学コース及びネットコースでは、4月・7月・10月・1月に新入生を迎えています。
まず、N中等部で過ごしていてどんなところが楽しいと感じているかを聞いたところ、生徒たちから「同じクラスの生徒と一緒にチャットで話したりしながら、楽しく授業が受けられる」「個性豊かでアットホームなところ」「N中等部生と共に協力して1つの課題に取り組むところ」 といった声が上がりました。
生徒たちはビデオ会議システム「Zoom」で授業を受けている間に自分の考えたことや疑問をチャット欄でコメントをすることができます。教職員や授業のサポートをしているTA(ティーチング・アシスタント)が応えることもあれば、生徒同士で分からないことを教え合うことも。
また、授業前の「はじまりの会」や授業後の「おわりの会」で、好きなマンガやアニメの話などで盛り上がることもあります。
次にN中等部の魅力について聞いたところ、「学校に行かなくてもオンラインで授業を受けることができて、質問しやすい環境でていねいな授業を受けることができる」「みんなが優しく、自分を受け入れてくれるところ」「先生やN中等部生が温かい雰囲気で迎え入れてくれたところ」 といった声が上がっていました。
生徒によって感じている魅力はさまざま。日々の学びの中で多様な魅力を発見してくれているようです。
続いて、N中等部で学んで自分自身が成長したと思うところを聞くと、生徒たちからは「自分からN予備校（※2）などで学習する力、素早いタイピング」「友だちに頼みごとをしたり断る時の方法を学んで、人として成長した気がする」「対人スキルが全体的に上がったと思う」といった声が寄せられました。
ネットコースでは、生徒の主体性を育む多彩なコンテンツを用意しています。「基礎学習」は、国語・数学・英語の学習にそれぞれが取り組んでいます。いわゆる教室での授業方法とは異なり、「N予備校」のアプリを活用して、自分のペースで学習を進めていきます。
※2 N予備校は、授業、問題集や参考書などの教材、Q&Aシステムがひとつになったオールインアプリ。N中等部・N高等学校、S高等学校の生徒は、すべてのコンテンツを無料で使うことができる。
基礎学習の時間などを通して、自主的に学習に取り組む姿勢を身につけたことに、自分自身の成長を感じている生徒も多いようです。
「21世紀型スキル学習」には他者との円滑なコミュニケーションの取り方について学ぶ時間があります。この学びを通して、対人スキルを得られたことに成長を感じている生徒もいました。
また、タイピング力が伸びたと実感している生徒も。ネットコースの授業は、コメントをチャットで行ったり、MacBookで文章を書いたりと、文字を入力する機会が多いため、タイピングスキルを伸ばすきっかけにもつながっています。
最後に、これからN中等部で挑戦したいことを聞きました。生徒たちからは「プログラミング授業でさまざまなソフトを使えるようになりたい」「プログラミングでゲームを作りたい！」と、プログラミングについての話題が上がっていました。
プログラミング授業ではさまざまなものづくりを学んでいます。1月入学生は2月から個別でものづくりを始め、多数の生徒が「ティラノビルダー」（ゲーム制作ソフト）で「まめまきメモリアル」というタイトルのゲームづくりにチャレンジしました。
ゲームづくりを通してものづくりの楽しさを知った生徒たち。みんなの感想からはものづくりへの意欲が見受けられました。
新年度も実り多きスクールライフを送れるように、新しい学びに積極的に取り組み、自分の興味・関心を広げている生徒たちを手助けしていきたいと思っています。
