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【ネットコース】卒業式と「またねの会」〜またどこかで会えることを願って〜

【ネットコース】卒業式と「またねの会」〜またどこかで会えることを願って〜

 

2022年3月17日(木)、KANDA SQUARE HALL(東京都千代田区)にて「令和三年度N中等部 卒業式」が執り行われました。

 

コロナ禍の状況を鑑み、会場には現地での参列を希望した生徒64名が出席。

卒業式の様子は「ニコニコ生放送」でもライブ配信され、全国のN中等部生や保護者などが視聴やコメント投稿を通じて卒業式に出席しました。

 

ネットコース生は、Slack(角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール)などを介して交流してきた仲間と直接顔を合わせ、よろこびを噛み締めていました。

 

卒業式がはじまると、配信用の映像には会場の様子や、マスク越しに笑顔を見せる生徒の姿が映し出され、ニコニコ生放送には「はじまった!」などのコメントが書き込まれていました。

ニコニコ生放送、及びニコニコ動画の最大の特徴と言えるのが右から左に流れるリアルタイムのコメント機能です。

配信用の映像とコメントは会場のモニターで流れ、会場にいる生徒も自身のスマートフォンからニコニコ生放送にログインしコメントを残していました。

 

この日は声を出せない代わりに「リモートチアラー」(​​ボタンをタップして会場のスピーカーに声援を届けられるアプリケーション)を活用しました。

ボタンをタップすると「いいぞー!」「がんばれー!」という声援や拍手の音が流れ、会場を盛り上げることができます。

オンラインで参加していた生徒たちからは応援の声や拍手が寄せられました。

 

 

 

いよいよ卒業式がスタート。画面には「8888888」(拍手の意)とお祝いの言葉が溢れました。

 

 

 

 

オンラインで参加の通学コース、ネットコースのメンターは卒業生たちに向けて笑顔で手を振りました。

 

 

 

 

ここから「修了証授与」へと移り、折原 ダビデ竜 共同スクールプレジデントより、代表生徒に修了証を授与しました。

 

 

 

修了証を受け取った生徒にカメラを向けると、笑顔を見せたり、ポーズを決めたり。卒業生たちの表情がモニターに映し出されるたびにたくさんの拍手が送られました。

 

 

 

代表生徒への修了書授与の後、全国の生徒に向けて修了書をメールでリアルタイム配信。オンラインでつながっているメンターたちは「卒業おめでとう!」「他人と比べず自分らしく!」などの手書きのメッセージで、卒業生に思いを伝えました。

 

 

 

 

修了証授与後、折原共同スクールプレジデント、奥平博一名誉スクールプレジデントが卒業生の新しい門出に向けてエールを送りました。その一部を紹介します。

 

折原共同スクールプレジデント式辞

「これからは、ITをはじめとしたテクノロジーと共に生きていく時代です。皆さんが、テクノロジーを怖がらず、上手に使い味方につけることを楽しみにしています」

 

奥平名誉スクールプレジデント祝辞

「自分を信じて、自分のやりたい道に進んで欲しいです。明日からまた新たな挑戦がはじまります。恐れるのではなく、楽しんでいきましょう」

 

続いて、夏野 剛理事、N中等部・N予備校英語科講師・中久喜匠太郎先生、N中等部・N予備校数学科講師・小倉遥司先生からお祝いメッセージが贈られました。

 

夏野理事

「人生は選択の繰り返しです。N中等部に入学することは、皆さんの中で最初の大きな選択だったと思います。今日、その選択が実を結んだということを大きな自信にして下さい。これからの人生が実り多きものになりますように」

 

中久喜先生

「N中等部の生活の中で、他の場所では得ることのできないであろう、貴重な経験ができたと思います。その経験に誇りを持って、新しい生活でも自分を高めていってください」

 

小倉先生

「大好きなものを見つけると、人生がより楽しくなると思います。時には大変なこともあるかもしれません。しかし“大変”とは、大きく変わると書きます。成長のきっかけだと思って乗り越えてください」

 

次に、在学中に目覚ましい活動や成果を収めた生徒の表彰が行われました。

 

 

 

 

2021年度開催の「LT大会」(※1)に毎回出場した生徒や、皆勤賞の生徒など、10名に表彰楯が授与されました。

 

※1 LTは「Lightning Talk(ライトニングトーク)」の略。5分程度の短いプレゼンテーションを指す。LT大会では、現在取り組んでいる技術的な試みについて発表します。

 

表彰後、受賞者が一人ひとりスピーチ。N中等部で出会った友だち、メンター、TA、家族への感謝を語り、視聴していた生徒たちから「おめでとう!」「感動した」「応援してます!」などの温かいコメントが寄せられました。

 

その後、卒業生2名による「決意表明」が行われ、「N中等部に入学したことで、成長し、リーダーシップを発揮できるようになりました。今後も成長し続けます」「仲間と共に世界で活躍するための学びを深めていき、誰ひとり取り残さない社会を実現させたいです」と、今後の決意を明かしました。

 

 

 

 

「在校生代表送辞」では、卒業生と過ごしてきた時間に感謝しつつ、N中等部で挑戦していく意気込みを。「卒業生代表答辞」では、文化祭やプロジェクトNのリーフレット制作の思い出を振り返りながら、今後も身近な人たちへの感謝を忘れず、「子どもにたいしてひとりの人間として接することのできる大人になりたい」と話しました。

 

式も終盤となりました。N中等部スクールソング「代数Nの方程式」の斉唱です。

 

 

 

 

感染対策のため声に出して歌うことはしませんでしたが、心の声で歌ったり、じっくり耳を傾けたり。

 

モニターには、生徒たちが「Minecraft」(※2)で作成したN中等部の校舎が映し出されました。この日のために特別につくられたものです。

 

※2 ブロックを設置して遊ぶものづくりゲーム。素材をもとに建物や家具などを作り、ブロックを組み合わせ、オリジナルの世界を構築していく。近年、プログラミング教育・情報教育・協同学習などの教材として使用されることも多い。N中等部ネットコースではマインクラフトを使用する授業があるため、すべての生徒がマインクラフトをインストールしています。N中等部ネットコースの講義で使用している製品は、Minecraft公式製品ではありません。Mojangから承認されておらず、Mojangとは関係ありません。

 

 

 

その後、サプライズで明石家さんまさんが登壇。リアル会場、オンライン会場ともに驚きに包まれる中、馬場典子アナウンサーの進行のもと「義務教育最後の授業」が行われました。

 

さんまさんから「目標がなくてもダメじゃない」「泣く暇があったら笑ったほうがいい」「生きてるだけで丸儲けという言葉を心の中に入れておいてください」などのメッセージを受け、背筋が伸びた卒業生たち。

最後にさんまさんと記念写真を撮影し「閉式の辞」をもって卒業式は終了しました。

 

 

 

 

そして、卒業式から3日後となる3月20日(日)。ビデオ会議システム「Zoom」を活用して、ネットコース卒業式第二部「またねの会」を開催しました。

 

 

 

またねの会は以下の流れで行いました。

 

・キャンパス長挨拶

・TAからのメッセージ

・修了証授与

・卒業式委員会企画「写真で一言」「何を描いているでしょうか?ゲーム」

・メンターからの挨拶

・またねのことば

 

上記の中にある「卒業式委員会企画」とは、立候補した7名の生徒から成る実行委員会による企画です。

 

 

 

実行委員会では、「当日みんなが楽しく過ごせるように」と何度もミーティングをしました。お互いのアイデアを尊重しながら試行錯誤を重ね、ギリギリまで企画をブラッシュアップ。

 

他者との協働を学ぶ「Collaboratory」(※)という授業の学びも活かされた時間でした。

 

※3「collaboratory」は、Collaboration(協働する)とLaboratory(実験室)の造語で、コラボレーションについて実験的に学んでいく講義です。「21世紀型スキル学習」のパートのひとつです。

 

いよいよ迎えた当日。

 

まずはネットコースキャンパス長の佐藤さん、山本さんから挨拶。

 

佐藤さん

「卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。4月から皆さんはそれぞれが選んだ道に進みます。私から皆さんにお願いしたいことは“元気でいて下さい”ということです。元気があれば何にでも挑戦できます。時にはちょっと休みたいと思うこともあるかもしれませんが、人生に正解はありません。自分のペースで歩みを進めてください」

 

 

山本さん

「私の好きなマンガに、“一見愚かな行為でも、あらゆる価値観は主観の相違によって変わるもの。賢者が愚者か、正義か悪かの判断は、後の人間がすることです”という言葉があります。つまり、真の結論は誰にも分からないということです。だからこそ、自分の意思で決めた選択こそが正しいものだと思います。今日、皆さんが参加することを選択した“またねの会”も、全力で楽しんでくださいね」

 

挨拶のあと、授業をサポートしてくれたTAのビデオメッセージを紹介。Zoomのチャット欄がTAへの感謝の言葉で埋め尽くされました。

 

その後、Zoom上で生徒一人ひとりに修了証を授与し、実行委員会による企画へ。

 

実行委員が協同で考えた企画は「写真で一言」「何を描いているでしょうかゲーム」のふたつ。

 

 

 

 

「写真で一言」は、共有された写真をお題に、その写真に合う言葉を出し合うゲームです。写真は「嫌な気持ちにならないもの」「みんなが楽しめるもの」を意識して選定。

また、参加者の名前の表示はニックネームや、Slackで使っている名前でも参加OKと、誰もが気軽にチャットが打てるように配慮していたことも印象的でした。

 

一方の「何を描いているんでしょうか?ゲーム」は、実行委員から教えられたお題に沿って3人の生徒がイラストを描き、それが何を表しているかを当てるゲーム。

正解を当てるだけではなく、大喜利のようにユーモア溢れる回答をする生徒も。実行委員会のおかげで、大盛りあがりの時間になりました。

 

ゲームの後は各クラスのメンターから挨拶。卒業生の門出を祝うと同時に、「また会いましょう」とメッセージを送りました。

 

ところで、この会のタイトル「またねの会」にはさまざまな思いが込められています。

 

実は他にも「旅立ちの会」「日本一早い同窓会」などの案がありましたが、同じ時間を共有してきた仲間同士、いつかまた出会えることを願い「またねの会」と名付けました。

 

ネットを通じて、さまざまな場所に住む仲間と交流を深めてきた生徒たち。

すぐには会えなくても、ネット上にアップされた作品などを見て、またつながることもあるかもしれません。

そうした願いを込めて、最後の「またねのことば」の時間では、みんなで「またね!」と伝え合いました。

 

N中等部で過ごしてきた皆さんの人生が実り多きものになるよう、心から応援しています。では「またね!」。

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