N中等部ブログ
【池袋】新入生歓迎会で楽しく交流
10月14日(金)、18日(火)、新入生歓迎会を行いました。
N中等部には年に4回、新入生がやってきます。その時期は毎回新入生歓迎会を開き、交流のきっかけづくりをしています。この10月、池袋キャンパスは5名の新入生を迎えました。
新入生歓迎会当日。休み時間に在校生の1人から、「グループ分けをする時に使えるプログラムを作ったので使ってもらえませんか」と、素敵な提案が!
当初の予定を変更し、歓迎会のグループ決めは、生徒発案のプログラムを使用しました。
(画像説明)生徒発案グループ分け。今回の歓迎会を経てさらに改良を加えたもの。ものづくりの精神を感じます。
新入生歓迎会では、まず初めに自己紹介タイムを設け、お互いの名前や趣味について共有しました。
そして、今回の歓迎会でのメインである「聖徳太子ゲーム」を行いました。聖徳太子が10人の話す声を同時に聞き分けられたという話になぞらえ、複数の人が話した単語を聞き取るというゲームです。
お題の書かれたカードを配り、内容を確認。
「せーの!」のかけ声にあわせて一斉に発せられた単語・・・・・・1回では全然聞き取れませんでした。
生徒のみんなの「もう一回」というリクエストに応えて、再チャレンジ。
同じグループのメンバーでシンキングタイムを設け、どの言葉が聞こえたかお互い確認し合いました。
ゲーム中は、真剣な顔で耳を澄ませている生徒もいれば、声を大きくしてみたり、声色を変えてみたりと様々に工夫している様子もみられました。楽しくゲームに取り組みながら、同じチームの人と距離を縮めることができたようです。
この日は、新入生歓迎会の後に行ったPBL(プロジェクト学習)(※1)の授業においても、関係構築をテーマとした内容を実施しました。
PBLではグループで取り組むことも多いため、これから一緒に授業に参加し力をあわせていけるよう、まずはメンバー同士がお互いを知ることを目指しました。
※1 PBL(=Problem / Project Based Learning)の授業では、社会にある答えのない問題の発見や課題の解決に取り組みます。学習過程でプレゼンテーションやディスカッション・課題解決の方法・21世紀型スキル・ICTリテラシーの活用を目指します。
具体的には、「ペアトーク」を行い、向かい合って座った人と2分間、1つのテーマについて話していきました。
今回はそれを、7人の人と連続で行いました。
話が盛り上がって2分では話しきれないペアもいた一方、2分間は意外と長く話を続けるためにどんな質問をしようか考えるのが難しかったというペアもいました。コミュニケーションの練習になったようです。
その後「〇〇といえば!ゲーム」をしました。
お題から連想された言葉を一斉に発表するのですが、その際にグループ内で、①全員一致する②全員バラバラになるお題を探すゲームです。
「東京の観光地といえば?」のお題に対し、「東京タワー」「スカイツリー」「原宿」など定番な答えが聞こえたり、「そうきたか!」と新たな価値観に触れるきっかけになるような答えが出てきたり。
全員一致になるお題、もしくは全員バラバラになるお題を見つけられるよう狙いを定めて出題している生徒もいました。
意外と難しく、全員一致するお題は見つけられませんでしたが、全員バラバラになるお題を見つけられたグループはいくつかありました。
生徒たちからは「ゲームは難しかったけど楽しかった」「趣味の合う人を見つけられた」「新入生の子と話せてよかった」「話すのが苦手だけど前よりも話せるようになった」などといった感想が寄せられました。
新入生歓迎会は、新しい仲間と関わるきっかけになったと同時に、相手との距離を近づけるためのコミュニケーションを学ぶ機会になっています。
これからも在校生と一緒に楽しい企画を準備して、新入生の皆さんをお待ちしています。