N中等部ブログ
【ネットコース】セルフコーチングで思い描く“理想の夏休み”の過ごし方

夏休みに入る少し前に、ビデオ会議ツール「Zoom」を活用して、夏休みの計画を立てるワークショップを実施しました。
担任の先生だけではなく他のクラスの担任の先生も参加したり、4月入学生と7月入学生(※1)が一緒にグループを組んだりと、普段と違う先生・仲間に囲まれた、にぎやかなワークショップになりました。
※1 N中等部では、4月・7月・10月・1月に新入生を迎えています。今年度は、6月24日(水)から4期(7月)の授業がスタートとなりました。
今回のワークショップの目的は「自分の理想的な夏休みを考え、やりたいことを見つけ、セルフコーチング(※3)で、達成までの計画を立てること」。
※2 セルフコーチング……「コーチング」とは、コーチとの対話を通して考えを深めていくコミュニケーション方法のこと。N中等部では月に一回、担任の先生と生徒でコーチングを行っています。セルフコーチングでは、自分自身がコーチ(先生役)となって対話を進めます。
まずは、夏休みにやりたいことを見つけるため、21世期型スキル学習でも行ったブレインストーミングからスタート。小人数のグループに分かれ、4月入学生を中心にアイディアを出し合い、その様子を見ながら7月入学生も途中から参加しました。
下の画像は、担任の先生たちで“理想の夏休み”をブレインストーミングした結果です。「室内エアーキャンプ」、「シルバニアの家を改造する」など、ユーモアに溢れたアイディアが飛び出しました。
生徒はさらに柔軟な発想で、自分ならではの夏休みの過ごし方を考えていきます。初対面の生徒同士で課題に取り組みましたが、ティーチング・アシスタント(以下、TA)にも相談しながら、たくさんのアイディアを出しました。
理想の夏休みを思い描いたあとは、セルフコーチングに進んでいきます。今回はスライドにある7つの質問を自分自身に投げかけ、考えを深めていき、ワークシートに回答を記入していきました。頭のなかで考えていることを言葉にして、アウトプットをしていくことで、自分の感情を客観的に捉えることができ、セルフコーチングが成立しやすくなります。
最後は、さきほどブレインストーミングをしたグループで、自分の夏休みの計画を発表。N中等部の友だちと遊ぶ計画、趣味や特技の上達、プログラミングや学習計画など、自分のための夏休みの計画を立てることができました。
参加した生徒からは「楽しくアイディアが出せた」「達成のための考え方が分かった」「夏休みにやりたいことが見つかった」「他のクラスの子と一緒に取り組めて楽しかった!」などの感想が寄せられています。
ワークショップに参加していなかった生徒も、自分で夏休みの計画が立てられるように、後日生徒全員に資料とワークシートの配布を行いました。
今回のセルフコーチングは、日常生活の中いろんな場面で活かすことができます。目標を決めるとき、やりたいことや興味のあることが見つかったとき。セルフコーチングをたくさん使っていろんな計画を立ててみましょう!