なぜPBLが
重要なのか
社会で求められる力の変化
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成長する時代
〜1970年代まで
【知識】
均質かつ従順な
労働力が
求められた -
成熟した時代
~2010年代まで
【思考力】
「なぜそうなるのか」
という問題意識や
分析力が求められた -
予想困難な時代
現在
【協働力】
正解のない問題に
対して、協働して解を
作る力が求められる
課題解決・価値創造に
挑戦する
チームで関心のある現代社会の問題を分析し、解決策を考え、実行する、本格的なアクティブラーニングです。21世紀型スキル学習で身につけた力を社会で活用するために、自分自身の感性と社会課題を繋げる練習を行います。また、新しい価値を生み出し、社会にインパクトを与える人材を目指します。
学習方法
N中等部のPBLのカリキュラムは、主に3つの形式で構成されます。
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ケース・スタディ
考え方とグループワークを
実践的に学ぶ -
ワークショップ
考えを形にし、
チームで協働力を学ぶ -
プロジェクト
自分たちの問題意識への解決案を
提案して、総合力を学ぶ



現実の社会では正解のない問題にであうことがあります。そのようなときは、自分たちで答えを導き出し、相手に伝える力が必要となります。モノづくりやプレゼンテーションに挑戦し、グループワークを通じて多様な価値観を学ぶ中で、それらの力を養います。さまざまな視点を持つことで、自分の奥底にある問題意識に気づきます。
教材例「N中をレゴでつくる」
正解のない課題に対して、自分で考え、チームで答えを模索するアクティブラーニングの一環として、「あたらしいN中をレゴでつくる」を実施。自分たちが感じるN中等部の魅力と課題を発見することでペルソナを設定し、他者にとってもいいものを考えられる視点を養います。自分たちや社会にとって、価値あるモノを考え、レゴで形にするプログラムです。
学習目標
- スキルの活用
- 21世紀型スキル学習で身につけたスキルを、社会の中でどのように使うのかを学びます。
- 思考から行動へ
- 考えるだけで終わらず、手を動かして、自分たちのアイデアを形にします。
- 課題解決
- 自分たちで答えをつくるプロセスを通して、課題解決力を身につけます。
探究活動
3ステップの探究活動により、自分なりのイノベーションを通じた問題解決を目指します。この3ステップを何度も繰り返すことで、21世紀型スキルを使いこなす力が身につきます。
学習モデル


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自己認識、他者理解
感性を磨き、自身を客観的に分析し、本当の自分に気づきます。また、他者への共感と自分のやりたいことをすり合わせて、自分がやりたいことを明確につかみます。
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他者との協働
一人でアイディアを出し続けたり、物事をやり遂げることは困難です。グループワークで、他者と協力する方法や、人それぞれ異なる多様な意見のまとめ方を学びます。
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価値創造、課題解決
自分や他者や社会に対する自分なりのイノベーションは、価値創造と課題解決に分けられます。ケーススタディやワークショップ、そしてPBLにチームで本気に挑戦します。