N中等部ブログ
【池袋】自分の取り組みを伝えよう!ライトニングトーク大会 in 池袋キャンパス

普段はにぎやかな池袋キャンパスですが、プログラミングの「ものづくり授業」ではそれぞれの課題に集中して取り組む生徒の姿が見られます。
プログラミングの成果報告の場となるのが「LT(ライトニングトーク)大会(※)」。
※「LT」とは…「Lightning Talk(ライトニングトーク)」の略で、5分程度の短いプレゼンテーションを指します。LT大会では、現在取り組んでいる技術的な試みの発表を行います。
今回のLT大会では、ものづくり授業で取り組んでいることを紹介するスライドを作成し、持ち時間内でプレゼンテーションを行いました。4名の生徒がプレゼンテーションに名乗りをあげ、当日飛び入り参加した生徒も1名いました。
今回のブログでは、池袋キャンパスのLT大会でプレゼンテーションに挑戦した1人、小山瑚夏さんに話を聞きました。彼女にとって、どんな機会になったのでしょうか?
今回でLT大会は2度目の参加という小山さんですが、1度目は入学して間もなく、聞き手としての参加でした。
「みんなが取り組んでいる内容も、プレゼンテーションに使うスライドや話し方も、クオリティが高くてびっくりしました。動画制作をしていたり、イラストからバーチャルキャラクターを作ったり、自分は興味を持っていなかったことも話を聞いているとおもしろそうだなと感じてきました。自分はこれというものに絞って取り組んではいなかったので、興味があることがあって集中して取り組み続けている人たちを今でもすごいなと思っています」
LT大会での仲間たちの姿を見て、自分もプレゼンテーションに挑戦してみたいと思っていた小山さんの背中を押してくれたのは……
「いずれは自分も……と思ってはいましたが、今回のLT大会はどうしようかなと迷っていたんです。そんな時に担任の先生に声をかけられ、やってみたい気持ちを後押ししてもらい、チャレンジしてみようと参加を決めました」
こうして、晴れてLT大会の舞台に立った小山さん。プレゼンテーションのテーマは「TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)」についてです。
「カードゲームやボードゲームをもっと広めたいという気持ちがあったので、特に自分が好きなTRPGについて発表しました」
「発表でこだわったポイントは、“好き”“楽しい”などの感情が伝わるように、表情が描かれたイラストなどを入れたスライドを作成した点です。また、話し方も工夫しました。以前発表していた人の話し方やジェスチャーを参考にしたり、授業中の先生の話し方から聞いている人に伝わりやすい方法を観察しました。スライドもどんなものが見やすいかなど、授業中からもヒントを得ていました」
身近にいる人を参考にして、伝わるプレゼンテーションに必要な技術を習得していく姿勢、素晴らしいですね。努力の末、やり遂げたプレゼンテーションの感想は……
「楽しくプレゼンテーションはできましたが、もっとうまくできるところはあったなぁと感じています。スライドも、授業時間を最大限に使って準備しましたが、自分としてはまだまだ納得できる出来ではありませんでした。次回は大事なところをシンプルに分かりやすく伝えることを意識して、聞いている人が見やすいスライドを追求したいです。また、聞き手を飽きさせないように、アニメーションなどにもこだわりたいと思います」
最後に、N中等部に興味がある人へも嬉しいメッセージを送ってくれました。
「私は10月入学なので先に入学している人が多く、『LT大会ってどんなものだろう?』など、分からないことばかりのスタートでした。新しく仲間になる人たちには、N中等部の先輩として分からないことを教えてあげたいと思っています。私がそうしてもらったように!」
未来の自分に繋がる機会にもなるLT大会。発表する側も聞く側も、多くのことを学べます。
次回のLT大会では、誰が、どんなプレゼンテーションをするのでしょうか。
池袋キャンパス生のこれからの挑戦を楽しみにしています。