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テーマは未来の学校「Minecraftカップ」に取り組んだ生徒・先生の声を紹介

 

2020年10月、N中等部 通学コースの有志の生徒が「Minecraftカップ2020」(以下、Minecraftカップ)に参加しました。

Minecraftカップとは、教育版Minecraft(※)で創るワールドの作品コンテスト。今年度のテーマは、「未来の学校〜ひとりひとりが可能性に挑戦できる場所〜」で、生徒たちは、Society5.0・SDGsなど、未来を考えるテーマを元に構想を広げ、作品づくりに取り組みました。

 

※ ブロックを設置して遊ぶものづくりゲーム。素材をもとに建物や家具などを作り、ブロックを組み合わせ、オリジナルの世界を構築していく。近年、プログラミング教育・情報教育・協同学習などの教材として使用されることも多い。本企画はN中等部の学内イベントであり、本レポートで使用しているスクリーンショットの画像はMojang公式の画像ではありません。またMojangとは関係ありません。

 

2021年1月25日(月)現在、一次審査通過作品が公表され、N中等部通学コースの複数の生徒の作品が最終選考に進みました。今回は、Minecraftカップにむけて制作に取り組んだ生徒たちの声をご紹介します。

生徒A(秋葉原キャンパス)1年

 

 

 

Minecraftを始めて3年目。私にとってMinecraftは、自己表現ができる空間というよりも「自分が作りたいものを作ることができる存在」です。

 

Minecraftカップの作品制作は、エレベーター風の梯子を作るところから始めました。登った先には謎の施設があります。エレベーターを降りると普通のフィールドになります。

 

学校という枠にくくったわけではないですが、施設を作りました。近未来的な雰囲気にしたかったので、空中に施設を作ってます。空中にブロックを置く作業が意外と大変でしたが、細部までこだわりました。作品名はつけていません。

 

 

作品タイトル:Nchu2050

生徒B(大宮キャンパス)2年

 

 

 

 

Minecraftを始めたのは小学4年生のころ。6年生のころに、コマンドというコードを直接打つプログラミングの簡略化されたようなもので、Minecraft内にゲームを作ったり、オンライン上で人と遊んだりするようにになりました。

 

今回の作品名は、“Nchu2050”。未来の学校というお題だったので、近い近未来を感じるには30年後が最適かなと思い“2050”と名づけました。

 

 

 

制作作業は半径80ブロックほどのガラス製のドームを作るところから始めました。プログラムを組んで全自動で動かしましたが、完成までかなり時間がかかりました。さらに中央のビルを作りました。ビルの内装を作ってるときがとても楽しかったです。

 

施設にはスロープや多目的トイレを設置し、バリアフリーやジェンダーに配慮しました。スロープの適切な傾斜角度を調べ、ブロックで角度を表現してます。

 

できる限りリアル感を持たせて表現することや「自分だったらこういうものが欲しいな!」と思えるものを作ることにこだわりました。どうしたらリアル感を出せるかを考えるのは大変でしたが、楽しみながら制作できました。

 

私にとってMinecraftとは、私の“今”を作っているものです。もともとは遊ぶためにMinecraftを始めましたが、その遊びを拡張するために“パソコンの知識を吸収したい”という気持ちが湧き上がり、さまざまなことを学ぶ機会ができました。今、プログラミングにも取り組んでいますが、それもMinecraftがあったからこそだと思っています。

 

 

自分自身が納得できるまで、表現に磨きをかけていった生徒たち。一つひとつのこだわりから、生徒たちのものづくりへの姿勢が感じられます。

生徒たちの制作を見守った深澤先生(池袋キャンパス長/N中等部Minecraftカップ担当)にも話をうかがいました。

 

 

Minecraftはクリエイティブな思考が鍛えられたり、遊びながらトライアンドエラー(失敗を恐れずに試行し続けること)を学べたりと、ものづくりの基礎を学ぶ上でも非常に役立つツールですが、教育者としての私にとっては「試練」でもあります。

世界に名だたるこれだけのコンテンツをどう使うのか。どの能力を伸ばすためにMinecraftを活用するのか……そのセンスと知見を問われているように感じているからです。

 

今回Minecraftカップに参加することを決めた理由は、同世代と腕を競い合うことで、生徒たちのモチベーションアップにつながればという思いから。また、この挑戦が「カタチにすること」の難しさと達成感を知る機会になってほしいとも考えていました。

 

個人エントリーの大会ということもあり、基本的には「プログラミング」の授業時間に生徒たちが個人で制作を進めていました。とは言え、ひとりで黙々と準備をしていたわけではありません。コミュニケーションツール「Slack」を活用して、全国のキャンパスの仲間と意見交換をしながら、制作に取り組んでいました。

 

Slack内には本気で優勝を狙いにいく“ガチ勢”と、自分のペースでものづくりに取り組む“エンジョイ勢”とでそれぞれチャンネルを作成。

 

Minecraft初心者の生徒の質問に対して、別キャンパスに在籍する経験者が生徒が回答を寄せるなど、キャンパスを越えた交流も見受けられました。

他にも、大会のお題に対する解釈を話し合ったり、途中経過の作品を公開して意見を求めたり。「21世紀型スキル学習」などで培った協同/協働のスキルを発揮していた印象です。

 

 

 

制作期間中、文化祭をはじめとしたイベントが行われたり、新型コロナウイルス感染症予防対策によるキャンパス通学の制限があったりと、さまざまな課題もありました。

 

そうした状況の中、自宅やオンラインで仲間と意見交換をしながら、今回のテーマである「未来の学校」について思いを巡らせていた生徒たち。学園外のライバルの存在に誘発され、少しずつ前進する生徒たちがたくましく見えました。

 

 

 

 

また、普段“遊びのツール”として使っているMinecraftが、実は“自分の考えを表現するにあたって最適なツール”であると気付くきっかけになってほしいとも思っていました。

Minecraftカップに参加したことで、好きなようにものづくりをする段階から、テーマや課題に対して構想を広げていく段階へと一歩進んだように感じています。

 

 

 

Minecraftカップの作品づくりを経験してから、普段のプログラミング授業のものづくりにも、さらに前向きに取り組んでいる生徒たち。その後も参加者たちの交流は続いているようです。

ものづくりの楽しさを学ぶだけではなく、目標や目的を共有するよろこびを知る機会にもなりました。

 

今後も「好きなことを構想すること」と「テーマから構想すること」のバランスを取り、周りの仲間と相談しながら制作できる環境を作っていきたいと思います。

 

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