N中等部ブログ
仲間と交流を深める第一歩! 多様なワークショップで新しいキャンパスづくり
N中等部の新たな門出をお祝いするかのように、色とりどりの花が咲き誇る季節となりました。
入学式を経て、4月12日(月)から2021年度のカリキュラムが始まりました。最初の一週間は、新入生に向けたオリエンテーション期間。各カリキュラムのガイダンスや、新入生と在籍生の交流を深めるためのワークショップなどに取り組みます。
トップの画像は「ペーパータワー」というワークの様子。チームビルディングという考えに基づいた、会社の研修などにも活用されているゲームで、紙を使ってどれだけ高いタワーを作れるかをグループごとに競います。今回採用したルールをご紹介します。
・紙は折り曲げたり、切ったりしてOK
・使える紙は20枚
・ハサミやテープなどの紙以外の道具は使えません
・制限時間は5分間
組み立てた後はタワーから手を離し、全員で10秒数えた後、各グループのタワーの高さを計測します。
タワーを作り始める前に、それぞれのグループで3分間の作戦タイムを設けました。「より高いタワーを作るためにはどうすればいいのか」という競技性のあるテーマだったこともあり、生徒同士で積極的にコミュニケーションを取りながら、アイデアを出し合っていました。
次に行ったワークは「名前キャッチボール」。自分の名前や相手の名前を言いながら、ボールを投げるフリをしてパスを回すゲームです。遊びながらお互いの名前を覚えることで、交流の輪を広げるきっかけとなりました。
最後にご紹介するのは、「名前の五十音順」「通学時間」「誕生日」などのテーマに沿って、グループ毎に一列に並ぶワークです。
最初はグループ内で話をしながら列を作っていきますが、慣れてきたら、視線やジェスチャーのみでコミュニケーションを取って、列を作る速さを競います。
言葉を使わずに多様な他者の意思を読み取りながらコミュニケーションを図っていくというワークは、「21世紀型スキル学習」のコラボレーショントレーニングにも通じる内容です。
チームワークを深めながら、最後はキャンパス全員で列をつくり、生徒同士に一体感が生まれました。
入学式では少し緊張気味だった新入生たちですが、各オリエンテーションやワークのあと、休み時間や放課後に生徒同士で交流する機会が増え、気持ちがほぐれていった様子です。在籍生は後輩ができたことで、より頼もしい存在になりました。
仲間が加わったことで新しいカラーに生まれ変わったそれぞれのキャンパス。色とりどりの思いを咲かせながら、新しい仲間とのスクールライフを楽しんでもらいたいです。