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【新宿】21世紀型スキル学習 自由な発想で読み解くことが鍵!
対話型のアート鑑賞を通して自分の考えを言葉にする

 

突然ですが、皆さんは「対話型アート鑑賞」という言葉を聞いたことはありますか? 

 

対話型アート鑑賞とは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)が教育プログラムとして開発した鑑賞法です。

アート作品を鑑賞しながら、気づいたこと、感じたことをグループで話し合うことで、鑑賞力だけではなく、観察力・批判的思考力・言語能力・コミュニケーション能力など「主体的・対話的な深い学び」が促されるとして、近年は教育現場のほか、企業の研修にも取り入れられています。

 

N中等部では、自分のものの見方を知ることや、意見を言う練習を目的に、対話型アート鑑賞の時間を設けています。

 

先日、21世紀型スキル学習の「collaboratory(コラボラトリー)」という協働プログラムの中で、1年目の生徒たちが対話型アート鑑賞を行いました。自分の意見を言う練習をしながら、作品に対する考察を深めました。

 

 

まずは練習でイメージを掴んでいきます。生徒同士でペアを組み、日常風景の写真を見て、「事実」(実際に何が起きているか)と「印象」(事実に対してどう感じたか)を話し合いました。

自由な発想で絵画を読み解き、自分の考えを言葉にしていくことが対話型アート鑑賞の鍵です。

 

例えば下の画像では、事実として「肩を組んでいる」「全員笑っている」、印象として「楽しそう」「同窓会の帰りに見える」といった意見が上がりました。

 

 

続いては、絵画を全員で鑑賞し、事実と印象をSlack(角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール)に投稿しました。

 

この時間は、エドガー・ドガ(フランスの印象派の画家、彫刻家)が1874年ごろに発表した『バレエのレッスン』という絵画を鑑賞。生徒たちからは、「室内である」「女の子たちがバレエをしている」などの事実が列挙されました。

 

その後、お互いの投稿から発想を得て「奥に魔女がいそう」「貴族の子どもに見える」など、絵を見て感じたことをコメントしていきます。

 

印象を言葉にすることに慣れていなかった生徒も、次第に自分の意見を堂々と発表できるように。作品の細かな部分を観察しながら、対話を通して解釈を深めていきました。

 

 

最後に、2種類の絵画を鑑賞して、グループ内で事実と印象を発表するワークを行いました。

生徒たちの活発な意見交換が目立っていたのがこちらの絵画です。

 

 

じっくりと鑑賞したあと、絵画から探った事実を話し合います。生徒たちからは以下のような意見が上がっていました。

・着物を着ている

・よく見たらスマートフォンのようなものを持っている

 

太鼓橋にいる人物たちに着目しながら、今度は印象を導き出していきます。

・海外の人が日本をイメージして描いた感じがする

・現代に描かれたように見える

・なんだか不思議な感じ

 

絵画からできるだけ多くの情報を得ようと、モニターに近寄り細部まで観察していました。

 

 

自分とは違った視点や表現方法に刺激を受けながら、積極的に対話を重ねていった生徒たち。

対話型アート鑑賞を通じて、人前で自分の意見を述べることに対して自信がついた様子です。

 

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