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【池袋】オリジナルのからくりマシンを創作!
アナログなものづくりを通して学んでいく・体験していく新授業がスタート

【池袋】オリジナルのからくりマシンを創作! アナログなものづくりを通して学んでいく・体験していく新授業がスタート

N中等部通学コースでは “12歳からの進路設計”(※1)のため、N高等学校・S高等学校との連携をさらに強化していきます。N/S高の教育コンテンツを導入するにあたって、タイムテーブルを変更し、来年度4月から授業数を1日4コマから1日6コマに増やすことになりました(※2)。

 

 ※1  N中等部に入学した生徒が12歳から自分の進路を考え、設計していくことを支援するため、2022年4月よりN高等学校・S高等学校との連携を強化。N/S高と同じく「探究学習」「学力向上」「プログラミング」の3つの教育方針の下、生徒の総合的な学びを支援します。詳しくはニュースからご覧いただけます。

 

 ※2 学費は2021年度と同額です。タイムテーブル変更の詳細はこちらからご覧いただけます。また、イベントや特別授業実施の際はタイムテーブルを変更することがあります。

 

4月の変更に先駆け、2022年1月からトライアル期間として新たなタイムテーブルで学びを進めています。

 

2月中旬から、PBL(プロジェクト学習)(※3)の一環としてはじまった「クリエイティブ・ラーニング」の考え方を基にした新カリキュラムについてお話します。

 

※3 PBL(プロジェクト学習)とは、チームで関心のある現代社会の問題を分析し、解決策を考え、実行する、本格的なアクティブラーニングです。 21世紀型スキル学習で身に付けた力を社会で活用するために、自分自身の感性と社会課題をつなげる練習を行います。

 

クリエイティブ・ラーニングとは、「つくることで学ぶ」という新しい考え方のこと。アウトプットをメインに実際に手を動かしながら課題解決力を身に着けていきます。

 

今回は全16回の授業の中で、「からクリ」というオリジナルからくりマシンを制作。「発想」「創作」「遊ぶ」「共有」「振り返り」の5つの学習スタイルを繰り返す「クリエイティブ・ラーニングスパイラル」(※4)を実践しながら、自分なりの気づきや理解、学びを得ることが目標です。

 

※4 N中等部でも使用しているプログラミングソフト「Scratch」を開発したアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボのミッチェル・レズニック氏が提唱する学習スタイル。「発想」「創作」「遊ぶ」「共有」「振り返り」を繰り返すことが特徴。

 

 

突然ですが、皆さんの日常の中で「やっているうちにできるようになったこと」「気づいたらできるようになっていたこと」はありますか?

 

ここで言う「できるようになったこと」は、スケールの大きいものに限らず、日常生活にまつわる身近なことも含まれています。

 

生徒に同じ問いを投げかけたところ、最初は悩んでいたものの、他の生徒の意見を参考に切り口を変えたり、スケールダウンして考えたりすることで、さまざまな意見が出てきました。例えば、タイピング、スライドづくり、3DCG、音楽制作、イラスト、音楽ゲーム、料理、歩行、跳び箱、水泳、空手など。

 

日常生活のなかで意識することは少ないかも知れませんが、これもクリエイティブ・ラーニングスパイラルを繰り返したからこそ、できるようになったことと言えます。

 

今まで取り組んできたことや普段当たり前にこなしていること、これからやろうと思っていることから学びを得ることが、本学習の切り口です。

 

 

オリジナルのからくりマシンを制作する中で、前述のクリエイティブ・ラーニングスパイラルを繰り返すことに挑戦していきます。

 

からくりマシンは、紙皿、紙、割り箸、コップ、ティッシュや牛乳パックなどの空き箱、段ボール、本や漫画、ビー玉、スーパーボール、小銭、洗濯バサミ、ペン、ストローなど、自宅やキャンパス内にある身近なものを使って制作。

以下の定義を汲みつつ、ギミックなどを考えます。

 

1.スタートとゴールがあること

2.球(転がるもの)を用いること

3.球(転がるもの)が○○に入ったらゴールとすること(○○の条件は自分自身で決める)

 

担当の職員は、生徒に対して「手を動かすという作業そのものに熱中することが大切です。トライ・アンド・エラー(試行錯誤)を繰り返していくことで、物理法則を活用したギミックや独自のアイデアが生まれていきます。

はじめての経験で分からないこともあるかもしれませんが、自由な発想でチャレンジしてください」と説明しました。

 

今回はグループワークではなく、生徒一人ひとりによる制作です。普段はデジタルに慣れ親しんでいる生徒たち。アナログで作るからこそ、やってみないと分からないワクワクや、思いもよらない気づきがあった様子。実装したい「からくり」をイメージし、「ああでもない、こうでもない」と思案しながら作業を進める様子は、まさにクリエイティブ・ラーニングスパイラルを体現していました。

 

 

下の画像は、牛乳パックや紙を手に、イメージを膨らませている一幕です。「これも代用できるかもしれない!」「テープが隙間に引っかかってしまうかもしれないから改善してみよう」「紙コップは透明の方が見えるので面白い」など、さまざまなアイデアが上がっていました。

 

 

現在2回目までの授業を終え、生徒の中でからくりマシンのイメージができあがりつつあります。中にはモーターを活用して、球を一時的に加速させるというギミックを考えた生徒も。

どのような作品が生まれるのか、どのような気づきがあるのか、今から楽しみにしています。

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