N中等部ブログ
【通学コース】今年度初となるフィールドワーク大盛況!
〜キャンパスを飛び出して、授業の学びを実践〜

6月8日(水)、N中等部それぞれのキャンパスで、週5日生、週3日生(※1)を対象にフィールドワークを行いました。
※1 N中等部通学コースは週5日・週3日・週1日の3つの通学スタイルから選ぶことができます。
フィールドワークの大きな目的は、テーマパークなどの施設に足を運ぶことで社会性を身に付けたり、新たな気づきを得たりすること。また、グループワークを通して、21世紀型スキル学習などで学んでいるチームビルディング(互いに個性を認め合いながら共通のゴールを目指すチームとなるための取り組み)や、合意形成(他者の意見を尊重しつつ自分の意見を伝え、最終的に案を一つにまとめる)の素地を養うことも目的としています。今年度は2回開催する予定です。
1回目となる今回は、動物園や水族館、体験型施設などさまざまな施設に足を運びました。
それぞれのキャンパスの訪問先は下記の通りです。
・新宿キャンパス:明治神宮外苑
・秋葉原キャンパス・池袋キャンパス:国立科学博物館・上野恩賜公園
・江坂キャンパス:天王寺動物園
・横浜キャンパス:カップヌードルミュージアム横浜
・大宮キャンパス:造幣局さいたま支局
・名古屋キャンパス:名古屋市科学館
・町田キャンパス:よこはま動物園ズーラシア
・神戸キャンパス:神戸市立須磨海浜水族館
今回は横浜キャンパスのフィールドワークの様子をお伝えします。
生徒たちは、キャンパスからカップヌードルミュージアム横浜に向かいました。
出発予定時刻の9時45分に参加予定の生徒が全員集合。
「いつもより早く到着した!」「楽しみで眠れなかった!」など、元気な声が飛び交っていました。
最寄り駅から電車に乗って移動。
普段ほとんどの生徒が電車通学をしていますが、みんなで移動する機会は新鮮。
公共の場であることを意識し、 周りの迷惑にならないように一人ひとりがマナーを守って行動していました。
電車を乗り換え、フィールドワーク先のカップヌードルミュージアム横浜に到着!
入場チケットを受け取ったら、まずは3階にある「マイカップヌードルファクトリー」へ。
ここは世界でひとつだけのオリジナルカップヌードルを作ることができる工房です。
オリジナルカップをデザインし、味の組み合わせを自分で考えることができます。
1人ずつカップを受け取り、テーブルに用意されたペンでカップをデザインしていきます。
友だちと「何を描く?」「何色にする?」などと和やかに話していた生徒たちも、描き始めると真剣な表情に。
N中等部のロゴマークや、ニコニコ動画のマスコットキャラクター・ニコニコテレビちゃん、メンターの似顔絵など、個性あふれるパッケージをデザインしていきました。
パッケージを描き終わったら、スタッフにカップを渡し、麺をセットする工程へと移ります。
下記の写真のようにハンドルをぐるりと回すと麺がセットされるという仕組みです。
カップの上から麺を入れるのではなく、麺にカップを被せて裏返すという工程を踏むことで、麺がしっかり入るんだそう。こうした細かなところにも、カップヌードルを発明した安藤百福さんのクリエイティブな発想が生かされていると知り、生徒たちも興味津々の様子でした。
次は4種類の中から好みのスープと、12種類の中から4つのトッピング具材を選択します。
味の組み合わせは、なんと5,460通り。
「どれにしよう?」と話し合ったり、「これを入れたらどんな味になるのかな?」と悩んだりしながら、
自分だけの組み合わせを考えていきます。
スタッフに希望の具材を伝え、カップに入れてもらいました。
具材を入れたら蓋を密封して完成!
完成したオリジナルカップヌードルは、専用のエアパッケージに入れて持ち帰ります。
空気を入れる際に、カップヌードルが動いてしまって真っ直ぐにならなかったり、両端につける紐がうまく結べなかったりと、苦戦している生徒いましたが、友だちの意見を参考にしながら工夫を凝らしていました。
ここからは見学タイム。
2階にある「百福シアター」をN中等部の生徒で貸し切りさせていただき、インスタントラーメンの歴史や、安藤百福さんの「クリエイティブシンキング(創造的思考)」の原点となる”6つのキーワード”に関するCGアニメーションを視聴しました。
ほかにも、「クリエイティブシンキング ボックス」と呼ばれるさまざまな仕掛けがある展示物に触れたり、「百福の研究小屋」の前で友だちと記念写真を撮ったり。ミュージアム内を思い思いに満喫していました。
キャンパスに戻ったあとは、フィールドワークでの学びや思い出を振り返り。
「フィールドワーク振り返りシート」を作成し、印象に残ったことや、新しく知ったことなどをまとめました。
普段とは違うシチュエーションの中、これまでのPBL(プロジェクト学習)授業で学んだスキルを実践したり、友だちと交流を深めたりしたことで、さまざまな気付きを得ることができました。
2回目のフィールドワークは、12月に開催予定!
生徒たちは「次はどこに行くんだろう?」と早くも楽しみにしていました。
N中等部では、これからもさまざまな学びを実践する機会を提供していきます。