この日の「朝活イベント」では『ワードウルフ』を行いました。

ワードウルフとは、共通のお題が配られた多数派（市民）に対し、“みんなとは異なるお題”を与えられた少数派（ワードウルフ）を会話中から探し出す推理／頭脳ゲームです。

流れを解説すると、まずゲームマスター（TA）が一斉にお題の書いてあるカードを配ります。少数派（ワードウルフ）の生徒に配られるのは、共通点や類似性のある別の単語です。

そして決められた制限時間の中で参加や同士が会話を進めていき、自分が多数派の市民だと思ったら少数派のワードウルフの正体を見抜き、「自分がワードウルフかも……」と感じたら市民に紛れて会話を合わせていきます。雑談後、プレイヤーは、ワードウルフだと思う人に一斉投票。最多票の人がワードウルフなら、市民の勝ち。最多票の人が市民なら、ワードウルフの勝ちというルールです。

例えば、ゲームマスターから「シチュー」というお題が多数派（市民）に渡されているのに対して、少数派（ワードウルフ）だけ「カレー」というお題が配られた場合は……

全員「お肉が入ってるよね！」「ご飯と一緒に食べることが多い」
少数派（ワードウルフ）「少し辛いよね！」
多数派（市民）「（この人がワードウルフだ！）」

といった具合で多数派（市民）がワードウルフを見抜いたり、早々に自分が少数派（ワードウルフ）だと気づいた場合は辛さがあることを隠して話を合わせたり……と、やりとりの中で駆け引きを楽しむゲームです。
朝活では、ワードウルフ探しの雑談の域を超えて盛り上がることもしばしば。ゲームを通して自然とコミュニケーションが生まれています。

お題次第でゲームの楽しさが左右されるため、お題が最重要とも言える本ゲーム。ワードウルフは特別な道具が必要ないため、いつでもどこでも楽しめるのがメリットです。もしかしたらこのゲームで苦労するのは、少数派のワードウルフよりも“お題”を考えるゲームマスターのTAかもしれません。

企画しているTAはすでにたくさんのお題を用意していました。ネタ帳を見せてもらったところ「コーヒー／紅茶」「Wi-Fi／インターネット」など、白熱しそうな話題がたくさん！

今後の朝活も盛り上がりそうですね。また、生徒たちからの持ち込み企画も朝活で実施できればと考えているところです。


もう間もなく新生活がはじまります。新入生と在籍生がコミュニケーションを楽しめる機会も作っていけたらと思っています。