N中等部ブログ
通学コース全体
【秋葉原】【講義紹介】機械学習 “AI”について学ぼう
秋葉原キャンパスでは、1月からの1ヶ月間、「AI学習プロジェクト」を実施しています。
実践学習に入る前に「そもそもAIとは何か?」、「AIを使ってできることは何か?」利用する上での注意点やフェアネス(公正な判断をAIにさせるための注意点)について学びました。
次に、実際に「画像認識AI」を使って、人物判定アプリを作りました。まずAIに様々な人の顔を認識させていきます。
最初はなかなか上手くできなかった生徒たちでしたが、AIが何を基準に判定をしているかを試行錯誤しながら推測していくうちにコツが掴めたようで、記憶させる画像の数、バランス、角度、背景を工夫して、判断の性能を高めていきました。
そこからさらに、カメラで捉えた人物を判定し、名前を表示するプログラムを組みました。
わからないところはお互いに助け合いながら作業を進めます。完成した瞬間にはとても嬉しそうな笑顔が見られました。
また、画像認識AIとスクラッチ(初心者向けのプログラミング言語)を使用して、ゲームの作成にも挑戦しました。
魔法の鏡ゲーム、じゃんけんゲーム、折り紙ゲームなど、それぞれのアイデアを活かした個性豊かな作品ができあがりました。
画像認識AIの他にも、音声認識AI、自然言語処理AI(会話ソフトや迷惑メール判別ソフトで使われている人間の言語を判断するAI)など、さまざまな種類のAIがあることと、それぞれの役割について学びました。
今後は学んだAIの知識を生かし、自分たちの身近な“ 困りごと”を、どの種類のAIをどのように生かして解決していくかを考えて、提案していきます。