N中等部ブログ
クラスメイトに「はじめまして!」~オンライン自己紹介で交流~
4月20日(月)・4月21日(火)に実施した21世紀型スキル学習のオリエンテーションにて、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用して生徒同士の自己紹介を行いました。
Zoomには「ブレイクアウトルーム」という機能があり、ひとつのミーティングから複数のセッションに分かれることができます。この機能を使って、クラスを複数のグループに分け、教職員、TA(ティーチング・アシスタント:以下、TA)を交えて自己紹介をしました。
氏名の五十音順や、誕生日順などで順番を決め、教職員とTAのサポートのもと、生徒たちが一人ずつ自己紹介をしていきます。
この日は、初めてクラスメイトに自己紹介をする日とあって、順番が近づくにつれ緊張している様子や、クラスメイトと話せる喜びの様子などが垣間見える発表が続きました。
自己紹介では、名前や誕生日のほかに、好きなことやハマっていることも紹介します。
ダンサーを目指してダンスを習っている子、音楽が好きでピアノやギターを練習している子、ゲームが好きで親友と一緒にゲームを作っている子、さまざまな生徒たちが登場し、個性を披露。発表者の自己紹介が終わると聞き手は拍手を送り、気持ちの良い空気が流れていました。
このワークの目的は、Zoomの機能に慣れることはもちろん、オンラインでの「聞く姿勢」を意識することにもあります。同じ空間にいるわけではないので、聞き手の反応が伝わりづらいオンライン。そこで有効なのが、大きく頷くことやオーバーリアクションといった動きです。それらを意識することで、お互いが気持ち良く交流できます。
発表後に聞きたいことがある場合は、授業で学んだZoomの挙手機能を使用してチャットで質問します。発表者が回答することで対話が深まり、双方のコミュニケーションが成立していたのがとても印象的でした。
今後のワークでは21世紀型スキル学習の中の「Collaboratory(コラボラトリー)」の授業を通して協働について学んでいきます。
Collaboratoryとは、“Collaborate(協働すること)” と“laboratory(実験室)” を合わせた造語。協働について実験的に学んでいく場として、社会で必要とされる協働やコミュニケーションの能力を伸ばすことを目的とした授業です。
学習の様子については、またブログでお伝えしていきますのでご期待ください。