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【横浜】授業紹介~得たスキルを「TANLEN」する~

【横浜】授業紹介~得たスキルを「TANLEN」する~


週5(※1)で通う生徒が参加している毎週木曜日のプロジェクト学習(PBL)では、今年度からキャンパス独自のオリジナル授業を展開しています。
今回は横浜キャンパスで実施している 「TANLEN」(※2)についてお話します。
※1 N中等部の通学コースは週5日・週3日・週1日の3つの通学スタイルを用意しています。
※2 「TANLEN」は横浜キャンパスのオリジナル授業です。


N中等部のPBLでは、VUCA(先行きが不透明で、将来の予測が困難な)の時代に「正解がない問いに取り組むための思考スキル」を身につけることを目的として、必要なさまざまなスキルを学んでいます。
「週5日のみんなには、さらに一段高いレベルを目指して欲しい」というメンターの思いから生まれた授業が「TANLEN」です。

「TANLEN」とは、スキルを(さらに)鍛錬 + Lesson の造語。

鍛錬と聞くと厳しい修行をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、「TANLEN」で大切にしているのは、実際に体験すること、楽しめることです。
体験することを通じて学びを得たり、これまでの授業で学んだスキルを活用したり。ワークを通して、生徒自身が「前よりもスキルが伸びた」と実感が持てるようになることが目的です。

「TANLEN」に参加している生徒からは、「キャンパス内でのグループワークで他の人の意見を聞くことを意識するようになった」という声が寄せられています。また、思考力や表現力を磨く授業を通じて「以前よりも日誌のコメントが書けるようになった」と感じている生徒も。
具体的には「相互理解・聞く姿勢」「協同(制作)」など、毎月設定したテーマに応じてワークに挑戦しています。


月初めの授業がはじまる前には「今月のテーマはなんだろう? 」とキャンパスがざわざわするほど、生徒たちは毎回のテーマ・ワークを楽しみにしてくれているようです。


ここからは、2023年度10月、12月の授業内容を紹介します。

10月のテーマは「対応力」です。
まずは、自分の身に降りかかるかもしれない「災害」をお題に、 どんな災害があるか、災害が発生した時にはどのように対応したら良いかを、グループに分かれてインターネットでリサーチしました。

グループのメンバーとディスカッションをしながら、災害の発生経緯、代表的な災害の事例や被害規模について理解を深めていきます。
津波や土砂崩れなどについて調べていたグループからは、「ニュースで見たことがあったけど発生原因や被害の大きさまでは知らなかった」という声が挙がっていました。

リサーチを踏まえ、2か所の施設で見学・体験を行いました。
1か所目は、横浜市唯一の防災体験型学習施設「横浜市民防災センター」です。
生徒たちは「地震・火災体験ツアー」と「風水害体験ツアー」に参加しました。

過去実際に発生した地震の揺れを体感する地震体験、消化器の使い方や火災時の避難姿勢を学ぶ火災体験に参加後、水害体験へ。浸水した高さをスマートフォンを使って体感したり、ハザードマップの見方を学んだりするワークを行いました。

最後に、一般家庭をイメージした部屋の中で、大雨や土砂崩れなどの災害を疑似体験。
生徒たちは日頃のワークでコミュニケーションを取り合っていることもあって「もう避難した方がいいかも」「こっちにライトがあるよ 」と、活発にやりとりしていました。
スムーズな連携に、ツアーの指導員の方から「日頃から協力したり連携する機会が多いのでしょうか?」と驚いた様子で尋ねられました。






別の日に訪問した東京都品川区にある「しながわ防災体験館」では、訓練用人形を使用した胸骨圧迫などの心肺蘇生法や、AED装置(自動体外式除細動器)の取り扱い方を体験。目の前で人が倒れていたときに、どう対応すれば良いかを学びました。
全身で行う胸骨圧迫に「 こんなに疲れるんだ……」「やり方を知っておいて良かった」など、生徒からはさまざまな声が挙がっていました。


最後に、訓練用人形を使用して、高齢者や体が不自由な方を想定した要配慮者を車椅子で搬送する体験も。
「車椅子に人を乗せて動くのは想像以上に重い」「ガタガタの道を進むのが難しい」と、実際に体験したからこその気付きが生まれていました。


月末には、1ヶ月リサーチ・体験をしたことを踏まえ、「キャンパスの人たちに伝えたいこと」を1人1枚ポスターにまとめました。
ポスターは、Adobe Creative Cloud(※3)の各種ツールやGoogleスライドなどで制作。
※3 アドビ株式会社が提供する「Adobe Illustrator」(グラフィックデザインソフトウェア)などのクリエイティブツールを全て使うことができるサブスクリプションライセンス。「Adobe CC」はN/S高生、N中等部生は無料で利用可能。

今回のポスター制作では、A4用紙1枚分という限られたスペースの中で「ポスターを見た人が、いかに必要性を感じ、行動しようと思ってくれるか」を重視し、生徒たちは「どの内容をいちばんに伝えれば良いんだろう?」と悩んでいる様子でしたが、それぞれの気付きを文字やイラストで表現していました。


以下が生徒たちが制作したポスターです。


この授業を通じて伝えたかったのは、「どんなに情報を知っていても、実際に発生した時に対応出来るか?」が重要ということ。
対応力が必要とは言え、経験・想定していないことをとっさに判断するのはとても難しいものです。
「日頃から情報収集をしたり、事前に対応策を考えて、いろいろなケースを想定しておこう」と、生徒たちに呼びかけました。


12月のテーマは「思考力・発想力」です。
過去の「TANLEN」で挑戦するも、残念ながらクリアすることが出来なかった「リアル脱出ゲーム」。
今回はグループに分かれて 「脱出ゲームを作る側」の立場を体験しました。

脱出ゲームと言えば「◯分以内に暗号を解読しろ」など、次々と「謎」が登場し、参加者には「謎解き」が求められます。
まずは、どんな種類の「謎」があるのかを学びました。
例えば、元の文章のアルファベットをある数だけずらして暗号化するシーザー暗号、棒に紐を巻きつけ、棒に沿って書かれた文字でメッセージをつくるスタキュレー暗号、文字をランダムに入れ替えるアナグラム……日常では聞き馴染みのないものばかりでしたが「なるほど、知識が増えた」「ちょっと賢くなった気がする」など、生徒たちの声が弾みます。


「謎」の種類を学んだら、いざ「謎づくり」タイムへ。
「この種類を使って」「この回答にしたいんだけど、どんな謎にする?」などとグループでディスカッション。事前に学んだ知識を活かしながら、オリジナリティを出すためにグループメンバーと協同しながら問題の内容を考えました。

問題の準備が完了したら、考えた謎解き問題をキャンパス内に仕込んで、みんなで謎解きにチャレンジ。
事前に謎のつくり方を学んでいることもあって、「これアナグラムじゃない?」「上杉暗号だ!」など、生徒たちのひらめきが冴え渡ります。


問題を考案した制作者は、自分のデザインした「謎」に他のグループが挑戦している光景を見守ります。

ヒントを求められた時にも、すぐに答えは伝えず、相手を考えさせる工夫も必要です。
こうした場面でも、実は「思考力」というテーマが鍛えられています。

「テーマである『思考力・発想力』に加えて、相手にわかりやすく説明する力や問題を読解する力など、謎を考えるのにはさまざまなチカラが必要」というのが、この授業を通じてのメッセージでした。


今回紹介した授業の他、「情報整理」がテーマの回では、Nintendo Switch のゲーム『完全爆弾解除マニュアル:Keep Talking and Nobody Explodes』を活用して、お互いが持っている情報を相手にわかりやすく伝え合うワークを実施しました。
「読解力」がテーマの回では、文章を読み解くクイズに挑戦するなど、「TANLEN」では、生徒同士でコミュニケーションを取りながら行うグループワークにたくさん取り組んでいます。
他者と夢中になってコミュニケーションを取っているからか、生徒からは「授業時間が終わるのがあっという間 」という声が届いています。

今後も「楽しみながらスキルが向上した」という充実感を感じられる授業を提供し続けます。
2024年の「TANLEN」にもご期待ください。

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