N中等部ブログ
【池袋】IKE-MEETING開催 夏休みの挑戦を聞かせてください!

N中等部には年に数回、全国のN中等部生徒の前でプレゼンテーションする場が設けられています。しかし、大勢の前で自分の意見を発表するのは、とても緊張することです。
「発表はしたいけど、きちんと話せるか分からない」「スライド作りに悩んでしまう」「もっとステップアップしたい」などの悩みを抱えた生徒に向けて実施したのが、キャンパス内のプレゼンテーションイベント「IKE-MEETING」です。キャンパス内で気軽にプレゼンテーションを体験できる機会になればと考えて企画しました。
今回のIKE-MEETINGは特別授業として実施し、池袋キャンパスの生徒と職員が参加しました。
発表用のスライドには「Canva(無料で使えるオンラインのグラフィックデザインツール)」や、「Googleスライド」(※1)を活用。
※1 N中等部の授業で活用している、Google社が提供する無料のスライド作成ソフト。スライドの作成、編集、共同作業を無料で行うことができる。
「夏休みの経験」をテーマに、今回3人の生徒が登壇しました。
それでは、IKE-MEETINGの様子を紹介します。
■さまざまな体験に参加し、「めっちゃ忙しい夏!」でも何もしないでいるより良かった
1人目の生徒は、長野でのワークショップや、魚屋さんでのお手伝いなどの体験を爽やかな色味のスライドと共に紹介しました。
スライド制作にはCanvaを活用。おしゃれなフォントやアニメーションを駆使し、ハキハキとした声で発表しました。
発表の最後には今年の夏の振り返りも。「去年に比べてめっちゃ忙しかった。でも何もしないで終わる夏休みよりは良かったと思う。来年もきっと忙しいと思うけど、いろいろな人と関わったり遊んだりしたい」と、充実した日々をにじませました。
参加した生徒たちからは「行動力がすごいと思った!」「細かい説明があって分かりやすかった」「夏休みが充実していて驚いた」「この短い時間で、いろいろな体験を発表できることがすごい」「スライドの背景も凝っていて参考になった」などのフィードバックがありました。
■日本にいながら留学気分?!フィリピンバーチャル留学に参加した夏
続いては、「フィリピン バーチャル留学プログラム」(※2)に参加した生徒の発表です。
※2 角川ドワンゴ学園が主催する、フィリピンの文化に触れながら、英語力の向上を図ることができるオンライン留学プログラム。N中等部、N高等学校、S高等学校の全生徒が対象。
インターネットを通じて現地留学と同様の英語学習体験ができるフィリピン バーチャル留学プログラム。授業はオールイングリッシュです。
日本語が一切話せないため、当初は授業に苦戦したそうです。
マンツーマンレッスンやグループワークを通して日に日に英語を理解できるようになったことや、放課後の交流会でN/S高生や現地の人たちと仲良くなったことなどをGoogleスライドで発表しました。
また、夏休み期間中にインドネシアのバリ島へ旅行したことも話してくれました。
ご飯が美味しかったこと、ホテルのベランダがプールにつながっていたのでたくさん遊んだことなどをユーモア溢れる口調で語っていました。
海外旅行では、フィリピン バーチャル留学プログラムの経験も生きたのではないでしょうか。
発表後には「挑戦して成長してるのがすごいと思った!」「ところどころで笑い要素もあって良かった」「夏休みを満喫していていいなと思った」などの感想が寄せられました。
■刺激的な日々!ヨーロッパに50日滞在した夏休み
最後に登壇した生徒は、ヨーロッパに50日間滞在した時の思い出をGoogleスライドで発表しました。
イギリスのグラストンベリー・フェスティバルに参加したことや、チェコのプラハで美術館の内装に感動したこと、VRテーマパークを訪れたこと、ポーランドで旧友に再会したこと、本物の銃を触ったこと、ドイツのクロワッサンが美味しかったこと……などを鮮明に話してくれました。
文化の違いに感動したものの、戸惑ったことも多々あったそう。
発表準備の段階では「話したいことが多すぎてまとまらない」と悩んでいた様子でしたが、改めて要点をまとめ、本番では印象的だったことに重点を置いてスピーチしていました。
参加した生徒たちからは「1カ国ごとに細かい説明をしてくれてよかった」「ジェスチャーが豊かで話がわかりやすかった」「刺激的な体験をしたことが伝わった「楽しそうな写真に興味をそそられた」などのコメントが寄せられました。
発表後の振り返りでは、登壇した生徒たちからは、プレゼンテーションのライブの場の興奮を思い出したり、準備~本番までを思い返してお互いを労ったりするコメントが聞かれました。
思い思いに発表を楽しんだ様子です。
今回のイベントを機に、人前でのプレゼンテーションを身近に感じてもらえたと思います。
参加者からは「いろいろな体験をしたことが短い時間でたくさんわかって良かった」「細かい説明があって分かりやすかった」「僕もいつか色々な場所に行ってみたいと思った」などの感想がありました。発表者にとっても、見学した生徒たちにとっても、刺激になったようです。
見学していた生徒たちからフィードバックをもらえたことで、発表者たちは新たなステージへ進みやすくなったと思います。
新しい挑戦に緊張はつきものですが、この壁を乗り越えることで得られるものも大きいはず。IKE-MEETINGが生徒たちのさらなるステップアップにつながればと思います。