N中等部ブログ
【横浜】N中等部OB・OGが語る「進路のこと・ N高・S高のこと」

7月14日(金)、N中等部通学コースで「OB・OG座談会」を開催しました。
今回はその模様をお届けします。
OB・OG座談会は、高校生活のイメージを膨らませ、自分自身の進路と向き合い、考えるきっかけづくりとして開催され、横浜キャンパスからは約40名の生徒が参加しました。
登壇者は、今年の春にN中等部を卒業し、現在N高等学校・S高等学校に通っている生徒2名です。
先輩らしく、堂々とした姿で在校生の前に立つ卒業生たち。卒業生と交流がある在校生はうれしそうな表情を浮かべつつ、今年から入学した生徒は初対面の状況に少しドキドキしている様子でした。
座談会では、高校生活の話の他、スライドを活用しながら「N/S高を選んだ理由」や「N中等部とN/S高との違いやギャップ」、「今取り組んでいること」を中心にスピーチ。最後に「N中等部生に伝えたいこと」を話してくれました。
N/S高を選んだ理由には「好きなことに集中したい」という共通点がありました。
N中等部在籍中も、音楽制作や3Dモデリングなど、ものづくりに熱心に取り組んでいたふたり。「N中等部のころからの趣味や活動をこれからも続けたい。そこに少しでも多くの時間を使いたい!」という思いからN/S高を選んだと言います。
実際に、「自分の時間の使い方を自分で決められる」ことを魅力に感じているとのこと。
N/S高にはネットコース・通学コース・オンライン通学コース・通学プログラミングコースという4つのコースがあり、必修授業や選択必修などを踏まえ、生徒自身で受講する科目を選びます。「標準履修モデル」を参考にしたり、タイムテーブル例があったりするので、初めて履修選択する生徒も安心して取り組めることも教えてくれました。
また、N中等部時代とのギャップや違いについては、高校卒業資格取得に向けたネット学習、スクーリング、テストというステップ、生徒人数の多さ・規模の広がりなどについてピックアップして話していました。
最後に、登壇した生徒が快く「使っていいですよ!」と了承してくれたので、当日発表に使用されたスライドと共にN中等部生へのメッセージを紹介します。
1人目の卒業生からメッセージ
「各学年の自分へのメッセージ」と題して、中1・中2のとき、中3のときの自身の経験を振り返りつつ、N中等部生にアドバイスをしてくれました。
高校卒業資格取得のために必要な必修授業のひとつ、ネット学習は、映像学習とレポート提出が必要です。
卒業生も現在、N/S高で苦手科目のレポートで苦労しているという話を聞き、「基礎学習」(全ての学びの基礎となる「英語・数学・国語」の3教科を中心に、オリジナルカリキュラムを通して学習を進める時間)中に科目が偏りがちなN中等部の生徒はギクリとしていました。
この話を機に、自分の苦手なものにも向き合う経験をしてほしいと思います。
そして「中3の時の自分へ何か伝えるなら?」では……。
N/S高入学前の不安な気持ちと、現在の「新鮮で楽しい!」と思う気持ちを伝えてくれました。在校生の背中を押してくれる力強い言葉でした。
続いては、もうひとりの卒業生から、「N中等部在学中の間にやっておいてほしいこと」と題して、在校生たちへのメッセージです。
2人目の卒業生からメッセージ
まず、卒業生が生徒たちに「あなたが行く気になる会社はどっち?」という選択肢を投げかけます。
参加者全員がAを選びました。その上で、次のスライドを見せてくれました。
ルール・マナーを守るということは一見当たり前のことですが、自分以外の他者と過ごしていく上でとても大切なことです。偶然にも、この座談会より前に、同じ話をキャンパス職員が生徒に向けて伝えていました。
卒業生のメッセージも踏まえ、N中等部の生徒たちには「自分だけが楽しい」ではなく、「全員にとって居心地の良い環境」を作ること、それを維持することを意識し続けて欲しいと改めて感じました。
卒業生の話を聞いた生徒からは、たくさんの感想が寄せられました。
・N/S高について詳しく教えていただきありがとうございました。改めて進路に向き合う一つのきっかけとなりました!
・「いろんなことに積極的に挑戦するべき」は本当にそうだと思うし、「ルール・マナーは守ろう」という言葉は生徒にはとても刺さったんじゃないかと思います!
・僕はN高に進学するか違う所に行くかで悩んでいたので、おふたりの話は進路を考える上でとても助けになりました。苦手な教科は今のうちにやっておこうというお言葉がとても刺さりました。頑張ります。
・これからN中等部で、苦手な教科の勉強を頑張り、いろんなことにチャレンジして、もっとルールやマナーを守って過ごしていきます!
・素敵な発表ありがとうございます!わかりやすくて面白くて聞いていて楽しかったです。何より知りたかったことやわからなかったことが知れて嬉しかったです!アドバイスをしっかり活かせるように頑張ります! N/S高の進学が楽しみになりました。
一番身近な先輩たちから、リアルな話が聞けたOB・ OG座談会。
在校生にとって、進路選択を考えるきっかけにもなりました。
進路に答えはないですが、必ずどこかのタイミングで自分自身の将来を選択する機会がやってきます。
今後もN中等部では、生徒が進路を考え始めるためのきっかけ作りや進路選択のサポートを行っていきます。