今回インタビューしたのはこちらの生徒です。

名前：阿部 樹（あべ いつき）
学年：中学3年生
経歴：中学1年生4月からN中等部通学コース（大宮キャンパス）に在籍
2023年9月よりインターネットインフラ事業を中心とする企業から業務委託を受け仕事とN中等部での生活を両立している
趣味：hip hopを聴く

阿部さんは、昨年9月に企業から業務委託を受けて、社内のサービスに関するサイトの管理画面の作成などを担当しています。
まずは、業務委託を受けることになった経緯を教えてもらいました。

「2022年度にEXA KIDSというプログラミングコンテストで最優秀賞を受賞したことがきっかけです。
コンテストには、N中等部のメンターに参加を勧められ、また特典で優勝者にはMacBookがもらえることにも惹かれて応募しました。
コンテストの受賞後、プログラミングに関する仕事をしてみたかったのでX（Twitter）で呼びかけをしたところ、前述のコンテストの審査員として参加されていた方から声をかけていただき、面談を通して仕事をすることになりました」

現在阿部さんは週3日（※）キャンパスに通学しながら、授業がない日は10時から17時、1日約7時間在宅で仕事をこなすというスタイルで働いています。キャンパスで朝から夕方まで授業を受け、帰宅後、18時から20時ごろまで仕事をすることも。
この生活スタイルができたのは最近の様子です。
※ N中等部の通学コースは週5日・週3日・週1日の3つの通学スタイルを用意しています。

「実は業務委託を受ける前から、個人で業務を引き受けられるサービスに登録していました。
個人で引き受ける仕事と業務委託の仕事を両立することは難しいと感じたので、今は業務委託の仕事に絞って、仕事と学業のバランスを取って生活を送ることができています」


阿部さんは、N中等部での勉強について、「自分のペースで勉強を進めることができる」と言います。

「N中等部で好きな授業は、プログラミング学習と自由選択（生徒自身が学びたいことを自由に自学する時間）です。
2年生のころには、友人と3Dプリンターの監視をするツール（Raspberry Pi、カメラ、Python、TypeScriptを使用）を制作し、前述で紹介したEXA KIDSというプログラミングのコンテストに応募しました。3人で同じ場所に集まって作業をして、ツールの見た目を作る人、裏側のコードを書く人、実際の作品を作る人で役割分担しながら制作したことが印象に残っています」

また、N中等部のスクール生活を送る中で、自分自身の変化や成長を感じているとのこと。

「友だちができたことは大きいです。入学当初はゲームにハマっていて依存気味なところがありました。でもキャンパスに通うようになってから、趣味の話ができたり、休みの日にも遊びに行けたりする友だちができました。
周りの友だちの影響を受けながら、自分自身も成長できたように思います。
中でも、1学年上の友人は、N中等部にいたころから動画編集の仕事の依頼を受けていて、その友人が積極的に活動している姿にも刺激を受けています。今、その友人は高校に進学して企業のインターンシップに参加しています。
また、授業の中で自分の意見や作品をシェアする時間もあるので、1年生の時と比べて、プレゼンスキルが向上したように感じています」

阿部さんは4月からN高等学校通学コースに進学する予定で、「今のように仕事をしながら学習を続け、活動の幅を広げていきたい」と意気込んでいます。
新たに個人としての制作活動を進める予定もあるそうです。

最後に、メッセージをもらいました。

「この記事を見てくださっている人には、プログラミングをしている同年代の人がたくさんいると思います。行動していないだけで、技術力がある人も見かけます。
高校生からでもいいので、ぜひチャレンジしてみてください」


阿部さんの活動の詳細はこちらからチェックすることができます。