角川ドワンゴ学園の
21世紀型スキルプログラム
角川ドワンゴ学園の21世紀型スキルプログラムは世界保健機関 (WHO) が提唱するライフスキル〔※1〕と国際団体ATC21sが提唱する21世紀型スキル〔※2〕を参考に、専門家と共同で開発しているオリジナルのプログラムです。一人ひとりが将来をより良く生きていくための教育プログラムとして取り入れられています。
※1日常のさまざまな問題や要求に対し、より建設的かつ効果的に対処するために必要な力。
※2デジタル時代に必要となるリテラシーを含むスキル。
2030年、2040年、何をして生きているのか?
正解のない社会をより良く生きるためのスキル
AI技術の発達により社会が目まぐるしく変化する時代を迎えています。
スマートフォンさえあれば好きなことが学べるからこそ、一人ひとりが「どう生きるか」を自ら決めて歩んでいくことが求められます。
N中等部では、自己の内面を認識し、多様な他者と協同/協働しながら正解のない課題に取り組むスキルを身に付け、一人ひとりが将来をより良く生きていくための教育プログラムを21世紀型スキル学習として実施しています。
21世紀型スキル学習(基礎)の学習内容
Zoomを使用したワークショップ型授業です。個人のワークやグループワークを通して多様なスキルを実践しながら学びます。
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感情トレーニング
怒りや不安、落ち込みなどの感情に支配されず、自分を客観視し能力を発揮できる心理状態を目指します。
授業例:「怒りの自動思考」
突然湧き上がる“怒りの感情”の裏にある“思い込み” や “願い” に着目します。さまざまな可能性を想像することで、怒りの感情について冷静に向き合えるようになります。
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思考トレーニング
デザインやアート、論理や類推の思考メソッドを身に付け、アイデアを構想できる能力を目指します。
授業例:「批判的思考」
思考法のひとつ「批判的思考」について学びます。“思い込みを疑ってみる”というグループワークを通して、物事を批判的に捉えることで、視野や考えを広げられるようになります。
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コラボレーション
トレーニング他者との関係を築き、協同/協働してさまざまな物事に取り組めることを目指します。
授業例:「観る・聴く・話す」
人と人のつながりによって“自分自身の気付きを得る”ことを目的とした授業で、「話しかける、質問する、みんなで楽しく協同/協働する」ことの大切さを学習します。
21世紀型スキル学習(応用)の学習内容
自己分析や社会課題の調査と振り返りを約1ヵ月にわたって繰り返し、 ものづくりやプレゼンテーションに挑戦します。
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自分だけのプロジェクト探索「Tansaque」
自分の「やりたいこと」を計画・実行し、気付きを得るプログラム。実際に授業時間内に行動を起こし、活動報告をホームページなどにまとめます。
授業例:「タンサクプロジェクト図鑑100」
実際に「やりたいこと」を実践している経営者の講演を聞き、自分の好きなことや価値観を深掘りし「やってみたいこと」を言語化します。また自分のプロジェクトを授業内で実行します。
活用スキル
- 情報整理スキル
- 行動力
- 自己分析力
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課題解決のプログラム「QAIKETSU」
身近な“困り事” に対してアイデアを出し、解決策を探ることで、課題解決のプロセスを学びます。
活用スキル
- 論理的思考
- 協同/協働
- 情報整理/分析
- デザイン思考
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価値創造のプログラム「SOWZO」
物事に新しい価値を見いだすことを目指し、他者が喜ぶアイデアの発想法を学び、実践します。
活用スキル
- 創造的思考
- 批判的思考
- プレゼンテーション
- アート思考