ニュース・トピックス
山本晴之祐さん「学生CGトライアル」入賞

CGWORLD主催、学生CGトライアル「WHO'S NEXT?」2022年第1弾で、専門学校生や大学生からの応募が多数を占める中、N中等部・3年の山本晴之祐さんの作品が見事、入賞しました。
学生CGトライアルは、クリエイティブ分野における就業経験のない人を対象とし、3DCGクリエイターやゲーム業界関係者からの講評を通して、スキルアップにつなげてもらうことを目的に実施されているコンテストです。
専門学校生や芸術専攻の大学生からの応募を中心に、全国から集まった175点の作品の中から、見事、中学3年生の山本さんの作品「昼の廃墟」が20位に選ばれ、入賞を果たしました。
「昼の廃墟」は不法投棄などで荒らされた廃墟をコンセプトにした作品で、光と影を効果的に出すためのライティング技術が、廃墟独特の空虚感や不穏なイメージを的確に表現しているなどとして高く評価されました。
<山本晴之祐さん コメント>
「載ってないだろうな」と思いながら、コンテストの公式HPを確認しました。結果を知った時は嬉しすぎて言葉にならなかったです。夜中に結果を見たのですが、その後1時間半くらいは眠れませんでした。
高い評価をいただいたライティングに力を入れたことはもちろん、ゴミを乱雑に配置するために、レンダリング(数値データを演算し、画像に色や陰影を付けるなどすること)を30回ほど繰り返すなど、こだわりました。これからは、もっと時間をかけて細かいところまで作り込んだ、ストーリー性のある作品を制作していきたいです。
■「学生CGトライアル」