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N中等部生の5名が「EXA KIDS 2024」で優秀賞・入賞

2024年11月24日(日)に開催されたNPO法人T-PEZY主催の『EXA KIDS 2024』にN中等部 やまやまさん、かいとさん、つむpianoさん、グリルさん、nikkunさんがファイナリストに選出されました。
エキスパートコースにて、やまやまさんが優秀賞とKATHMI賞(特別審査員賞)、かいとさんとつむpianoさんが佳作に選ばれ、かいとさんは竹林賞(特別審査員賞)、つむpianoさんは犬飼賞(特別審査員賞)とITeen Lab賞(企業賞)を受賞しました。
また、チャレンジコースでは、グリルさんが佳作に選ばれ、nikkunさんがKATHMI賞(特別審査員賞)を受賞しました。
『EXA KIDS(エクサキッズ)』は、2018年からプログラミングなどのITを学ぶ小中学生を対象に、活躍の場を提供するため開催されている年に一度の作品プレゼンテーション大会です。使用言語やプラットフォーム、ツールなどの指定はなく、「ITを活用したオリジナル作品」を制作し、プレゼンテーションを行います。
今年度は7回目の開催となり、「ふわふわ」「ざらざら」「ねばねば」「ぷるぷる」4つテーマから選択し、一次審査会でのプレゼンを経て、チャレンジコース・エキスパートコース・ユーモアコース合わせて29組がファイナリストに選出されました。
▪️受賞作品
【エキスパートコース】
優秀賞・KATHMI賞(特別審査員賞)
やまやまさん(N中等部 1年)
『カチロボ冒険記(ゲームPV風アニメ)』
作品概要:「カチロボ冒険記」という架空のゲームを舞台に、ゲーム上のステージやキャラクターに「ふわふわ」「ざらざら」「ねばねば」「ぷるぷる」4つのテーマ全てを使用したCM風の映像作品。
<やまやまさんのコメント>
今回の作品は、「テーマが決まっている」という、今まであまり作ってこなかったものだったので、どのシーンにどのテーマを当てはめようかと、かなり悩みました。しかし、最終的にはPV映像にしっかりと馴染んでくれて安心しました。
緊張せずに発表にのぞむことができ、作品再生時の踊りで馬を少し盛り上げられてよかったです。
これからも技術を吸収して、新しい作品を作り続けていこうと思います!
佳作・竹林賞
かいとさん(N中等部 2年)
『SwiftUIDoJo』
作品概要:風船のアニメーションに「ふわふわ」を使用。アプリ開発をメインにプログラミングを学習するスマートフォンアプリ。
<かいとさんのコメント>
昨今、英語学習アプリなど、スキマ時間に焦点をあてた学習アプリが増えています。そこで自分は「プログラミングを学習するアプリがないな」と思いました。
プログラミング学習は開発環境の構築やデバッグなど、スマートフォンの小さな画面では扱いづらい要素が多いため、これまでアプリ化が困難でした。プログラミングを学習するとなると、パソコンや学習本、独学が難しい場合はスクールに通う必要がありますが、「スクールに通う時間があるのか?」「未経験で習得できるか?」という時間やコスト、習得の難しさを理由に、学習に手を出しづらくなっているのではと感じていました。
そこで、誰もが当たり前に持っている「スマホ」で、手軽で安価に、AIによる質の高いプログラミング学習を提供できないかと思い、アプリ開発をメインに学習できるスマートフォンアプリ『SwiftUIDoJo』を開発しました。
この『SwiftUIDoJo』では、選択式と記入式の問題に加え、実際にコードを書く問題を通じて、効率的な学習を実現しています。
今後はこのアプリを社会に浸透できるように頑張ります!
佳作・犬飼賞・ITeen Lab賞
つむpianoさん(N中等部 2年)
『胡蝶之夢』
作品概要:「ざらざら」「ハロウィン」をテーマに、リアルとイラストの映像に楽曲を合わせ、視覚や聴覚で表現した映像・楽曲作品。
<つむpianoさんのコメント>
昨年に引き続き、ファイナリストとして出場させていただき、さらに特別審査員賞や企業賞を受賞できて、とても嬉しく思います。
N中等部のおかげで、時間を気にせず作品づくりに没頭できたと感じています。本番前にはデータが消えてしまうハプニングもあり、正直、昨年ほどの自信はありませんでしたが、結果を残すことができてとても満足しています!
皆さんの作品を見てたくさんの刺激を受けました。これを糧に、これからも自分の活動している楽曲リリースに向けて、精一杯頑張りたいと思います!
【チャレンジコース】
佳作
グリルさん(N中等部 3年)
『オノマトアイテムズ』
作品概要:「ふわふわ」「ざらざら」「ねばねば」「ぷるぷる」4つ全てのテーマをゲーム内のアイテムに使用した、2Dアクションゲーム。
unityroom:https://unityroom.com/games/onomatopeitems
<グリルさんのコメント>
今までプログラミングは趣味程度に触れていましたが、今回初めてコンテストに出場しました。
最初はこんな作品でいいのかと不安を感じていましたが、「プロがやることをしっかりできている」とか「様々な工夫があってよかった」などの感想をいただき、自信がつきました。
正直、プレゼンは時間の都合上、ゲームの紹介という形になってしまい、プログラミングの工夫やこだわりをあまり解説できなかったのが残念です。
中学3年生なので来年は出場できませんが、これを機にさまざまなプログラミングのイベントに参加したいと思っています。
KATHMI賞
nikkunさん(N中等部 3年)
『からあげレモンマスター』
作品概要:「ざらざら」「ねばねば」「ぷるぷる」3つのテーマをイラストに使用し、からあげにレモン汁をかけてハイスコアを目指すゲーム。
unityroom:https://unityroom.com/games/fried-chicken-lemon-master
<nikkunさんのコメント>
ゲームを制作したときに、「シンプルすぎるかな…」と少し不安に思っていましたが、「逆に減らしてあるのがいい」という感想をいただき、自信を持つことができました。これからも頑張りたいと思います!
■「EXA KIDS 2024」アーカイブ配信
https://www.youtube.com/watch?v=Wx2lAOseTKo
■「EXA KIDS 2024」受賞結果
https://contest.exa-kids.org/2024
■「EXA KIDS 2024」開催レポート
https://exa-kids.org/report2024/