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【名古屋】【講義紹介】「Slack」でアイデアを共有
21世紀型スキルの授業で造形的思考を学ぶ

【名古屋】【講義紹介】「Slack」でアイデアを共有 21世紀型スキルの授業で造形的思考を学ぶ

 

キャンパス通学がはじまって約一か月(※1)。感染予防を意識したキャンパス生活にも、少しずつ慣れてきたように感じています。 

 

 ※1 通学コースの全国7キャンパスでは、6月1日(月)より登校を再開しました。ニュース記事からも詳細をご確認いただけます。「N中等部通学コースのすべてのキャンパスで登校を再開」

 

名古屋キャンパスでは、6月12日に21世紀型スキル学習の授業で、アイデアを生み出す思考スキルを学ぶ「Everythink」という、授業を行いました。

 

予測困難なVUCAの時代(※2)と言われている21世紀をよりよく生きるために、「正解がない問いに取り組むための思考スキル」を身に着けることを目的としています。

 

※2 VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字をつなげた言葉。あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、将来の予測が困難な状態を指す。

 

「Everythink」の講義は今回で4回目。前回の授業まではアイデアを出すための思考スキルの“プロセス”を学びました。今回は、頭の中にあるアイデアを実際に目に見える形にしながら、新しいアイデアを“生み出していく”思考スキル「造形的思考」を学びます。

 

まず、作りながら考え、絵を通じて相手にアイデアを伝え、さらにそこから改良を加えていく「アイデアスケッチ」からはじめました。

 

 

アイデアスケッチでは、ブラウザ上で簡単に絵を描ける「おえかきボード」を使用しています。アイデアスケッチをするまえに、「Mac Book」で絵を描く練習をしました。慣れないうちは、なかなか難しいものです。

 

ウォーミングアップのあと、実際にアイデアスケッチを行っていきます。最初のお題は「遊べるコップ」。言葉から思い浮かぶアイデアを自由にスケッチしていきます。生徒だけではなく、ティーチング・アシスタント(以下、TA)も一緒に参加しました。

 

 

 

完成したスケッチは、Slackに投稿していきます。生徒たちは、他の生徒、TAのアイデアスケッチに、興味津々の様子。

 

続いてのアイデアスケッチでは、1回目のスケッチのなかで「いいな」と思った他の生徒の絵を取り入れて、アイデアをマッシュアップ(合体)させていきます。生徒たちはイメージを膨らませながら、絵を描いていきました。

 

 

たくさんのアイデアスケッチがSlackにあがったので、その一部を紹介します。

 

1枚目のスケッチは「ハラハラコップ」。コップに書かれている線を目指して飲み物を飲んでいきますが、離れすぎてしまうと得点が減り、持ち点がゼロになると電気が走るという、まさにハラハラするコップです。

 

 

2枚目はアイデアスケッチで大きなプールに見立てたコップをデザインしたものをマッシュアップしたものです。他の生徒の軍人の帽子や大砲を模したコップのアイデアを取り入れ、2回目のスケッチでは、海賊船をモチーフとしたプールに進化しました。

 

 

「海賊船をモチーフとしたプール」でマッシュアップされていた生徒のスケッチです。大砲や宇宙ステーション、煙突などたくさんの種類のモチーフを提案してくれました。

 

 

別の生徒も、同じくコップを大きなプールに見立てていたものもありましたが、こちらはメリーゴーラウンドをモチーフとしたコップからアイデアを借りて、コップを座るアイテムとして発展。単なるプールではなく、サウナのような効果も加わりました。

 

 

投稿されたアイデアスケッチには、他の生徒からスタンプ機能でのリアクションや、感想のコメントなどが寄せられ、盛りあがりを見せました。

 

オープンチャンネル(いつでもみんなが見られる場所)に投稿された、これらのアイデアスケッチは、他のキャンパスの生徒も閲覧をすることができます。また、名古屋キャンパスでも、オープンチャンネルの他のキャンパスの生徒の投稿を参考にしています。

 

生徒たちは、異なる発想に触れることで、好奇心が刺激されているようです。これぞ、N中等部ならではの“ マッシュアップ”の形かもしれません。

 

N中等部の生徒たちの豊かな感性によって、多種多様のアイデアが日々生まれています。今後も様々なICTツールを活用し、生徒の創造力をカタチにしていきます。

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