N中等部ブログ
【名古屋】新学期スタート“通常登校”に戻りました

9月1日(火)より、N中等部 通学コースの各キャンパスで通常登校が再開しました。
キャンパスでは、生徒・教職員のマスク着用、こまめな手指消毒など、細心の注意を払い、リアルでの学びを大切にした“新たな教育づくり”に取り組んでいます。
また、グループワークは生徒同士の接触を避けるためにICTツールを活用しています。
このように感染防止策を徹底しながら、5月から続いていた1時間後ろ倒しの時差登校を、通常通りの時間に戻しました。引き続き、ビデオ会議「Zoom」で自宅から授業を受けることも可能です。
今回は、新学期がスタートしたばかりの名古屋キャンパスの模様をお伝えします。
■英語の授業風景
英語の学習は、ライティングやスピーキングなどのアウトプットが中心です。週5コース・週3コースの生徒は、週に2回ライティング、スピーキングの授業を。週1コースの生徒は、隔週に1回、英語の授業を受けています(※1)。
※1 N中等部の通学コースはWeekday Course(週5)・3Days Course(週3)・1Day Course(週1)の3つの通学スタイルを用意しています。
教材は「Google Classroom」 (※2)で各自に配信された「Google スプレッドシート」を使っています。まずは個別に穴あきの英文問題に取り組み、答えをチェック。
その後に行われる英会話のワークために発音の確認や練習に取り組みます。下の画像は、ワークの説明を受けている様子です。英会話のワークでは「What」を使って、「近い未来に何をするのか」を質問する疑問文について学びました。
※2 N中等部の授業で活用している、Google社が提供するクラウド型統合アプリケーション。Classroom は課題などを管理する学習ツール。
■基礎学習
次は基礎学習の様子です。基礎学習の時間は自由な席で取り組んでいます。カフェ気分でカウンターで勉強したり、友だちと一緒に勉強したり。思い思いの場所で勉強に集中しています。また、分からない問題があれば、ティーチング・アシスタント(以下、TA)に質問をすることも可能です。
■TAの講義
キャンパスのホワイトボードやモニターなどを使い、希望者を対象にTAによる講義も実施しています。
ある日の講義では、キャンパスにあるレゴブロックを使いながら、数学の偶数・奇数をテーマに、証明問題に挑戦しました。
まず、偶数と奇数について自分の言葉でわかりやすく説明する練習として「幼稚園児にブロックを使って奇数と偶数について説明してみよう」というお題に、グループごとに分かれて取り組みました。
「偶数と奇数を足すとどんな数になるか?」上の画像の答えは
2+1=3(奇数)
2+3=5(奇数)
4+7=11(奇数)
です。
さらに、どんな偶数にどんな奇数を足しても毎回答えは奇数になるのかということを「2n+(2m+1)」の式を使って証明していきました(n+mは整数なので、偶数と奇数の和は2の倍数より+1のため毎回奇数になります)。
生徒たちには、ちょっと難しい内容だったようで、意見交換しながら真剣に考えていました。
■放課後の時間
放課後の自由時間も戻ってきました。この日はボードゲーム「カタン」(※3)で遊びました。
カタンは時間のかかるゲームなので、休憩時間や昼休みの時間内にはプレイできず、この日にやっと遊ぶことができました!
生徒たちも念願叶ってとても嬉しそうでした。
※3 カタン…無人島を舞台に、拠点となる開拓地(家)を建てて島全体を開拓するボードゲーム。対戦相手との開拓競争で、最初に10点取った人が勝者になります。
通常登校が再開したことで登校時間は早くなりましたが、生徒たちは下校時刻の間際まで残って、友人と新しいキャンパス生活楽しんでいます。引き続き、通学コースならではの学びと、充実した時間を提供していきます。