N中等部ブログ
【ネットコース】N中等部はどんな場所? 生徒にリアルな声を聞いてみた件

新学期から早くも3ヵ月が経過しました。4月に入学した生徒たち(※1)は、オンラインでの学園生活に慣れてきた様子です。
※1 N中等部では4月、7月、10月、1月に新入生を迎えています。
そこで、今回は4月に入学したネットコースの生徒3名にインタビューを行いました。 生徒たちのリアルな声をお届けします!
まず、N中等部の現在の印象を尋ねたところ「いつもにぎやか! Slack(角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール)内で大喜利大会をすることもあって楽しい雰囲気」「好きな時間にSlackでコミュニケーションを取れて、みんなとのやりとりが面白い」などの声が上がっていました。
Slackには「チャンネル」と呼ばれるグループを作成する機能があり、クラスごとのチャンネル「ホームルームチャンネル」のほか、同じ趣味を持った仲間が集まる「同好会」、雑談を楽しむ「zatsudan」などのチャンネルを通して、生徒たちは交流を深めています。
この日に話を聞いた3名のうち2名が「スプラトゥーン同好会」に所属しており、話に花が咲いていました。
今ではN中等部生活を満喫している生徒たち。入学前は少し不安だったそうですが、入学後にイメージが一新!
PC操作などを先生や周りの人がていねいに教えてくれたおかげで、N中等部での生活をスムーズにはじめられたそうです。
また、入学当初は「ひとりで勉強を進めていくもの」と考えていたという生徒は、「みんなで意見交換をしたり、自分に合ったノートの取り方を教えてくれたりと、今はみんなで学んでいる感覚があります!」と話していました。
良い意味で、想像とは違った生活を楽しんでいるようです。
お気に入りの授業は、21世紀型スキル学習と満場一致。
意見の伝え方、話の聞き方、まとめ方など「普段知らなかったことが学べて新鮮」とのことでした。
21世紀型スキル学習では、個人ワークと複数名でのグループワークを通して実践的にスキルを学んでいきます。「グループワークで他の生徒の意見を聞くことが新鮮。新しいアイデアを知る機会になります」「グループワークでは、ティーチング・アシスタント(以下、TA)の先生がアイデアを出しやすい環境にしてくれるので助かっています」など、グループワークにまつわる話題が上がっていました。
21世紀型スキル学習の中で特に印象に残っている授業を聞くと、思考トレーニングのパート「everythink」内の「9点破壊」という声が多数上がっていました。
9点突破は固定概念を破壊して創造力を鍛えていく授業。課題解決や価値創造に向けて、考え方の“考え方”を学びます。常識破りの洋服を考えたり、全く新しいたこ焼きを考えたりとこれまでの考え方を覆すワークが刺激的だったそうです。
授業以外では「ネット自習室がお気に入りです」という生徒も。ネット自習室は、生徒同士をオンラインでつないだ学習空間で、質問があるとき、学習が思ったように進まないときには、常時待機しているTAがチャットでサポートしています。「先生の紹介でネット自習室に行ったところ集中して勉強することができました! 不明点をその場ですぐ質問できることもうれしい」と感じているそうです。
ネット自習室のエピソードに然り、思い切って一歩前に踏み出すことで新しい世界が広がることもあるかと思います。
ネットコースでは、自分の好きなことや、学んでいることなどを発表する場「ミニLT(※2)」を定期的に開催しています。
※2 「LT」とは「Lightning Talk(ライトニングトーク)」の略で、5分程度の短いプレゼンテーションを指します。
初めてミニLTに挑戦した生徒は、もともと人前で話すことは得意ではなかったそう。「以前は誰かに間違いを指摘されるんじゃないかと思い、人前で話すことが怖かったんです。ミニLTでのスピーチは緊張もありましたが、終わったあとは達成感でいっぱい!スッキリした気持ちになりました。N中等部は“間違えても大丈夫”という雰囲気なので積極的になれるんです」と、話すことに対して自信がついた様子でした。
また「N中等部にはみんなを肯定し合う文化があるので安心して生活できます」という話してくれました。
クラスの雰囲気についても言及。「チャット上でのみんなのキャラクターも決まりつつあり、それぞれのネタができはじめています。学校の文化の中にネット文化が根付いている、といった感覚です」と話してくれました。
ただ「自由な場所なので自分をコントロールすることも大切。特に自分は流されやすいので調整してくれる人がいたら良いな」と感じることもあるそうです。
お互いのことを思いやりながら、心地の良いN中等部生活を送れるようにしていきたいですね。
将来の夢についても聞きました。海洋研究者を目指しているという生徒は「図鑑やドキュメンタリーで知識を増やしながら、プログラミングやWebデザインを学んでいます。海洋を中心としたホームページを作りたいです!」とのこと。
N中等部のプログラミング授業とN予備校(※3)で学びを進めているそうです。
日々の基礎学習でも活用しているN予備校。「初心者でも分かりやすい点が気に入っています」とのことでした。
※3 授業、問題集や参考書などの教材、Q&Aシステムがひとつになったオールインアプリ。一般向けにも公開されていますが、N中等部・N高等学校・S高等学校の生徒は、すべてのコンテンツを無料で使うことができます。
もちろん、今後について「これからゆっくり決めていきたい」という生徒もいます。
「ゲームやマンガが好きなので、エンターテイメント関係の仕事が気になっている」という生徒は「将来のことはまだ分からないけど」と前置きした上で「自分を大切にすることではじめて人のことを大切にできると思うので、自他ともに笑わせることを常に意識しています」と教えてくれました。
自分と身の回りの人たちを大切にしながら、笑顔で過ごすことで新しい道が開けそうですね。とても素敵な心がけだと思います。
最後に、皆さんにとってN中等部はどんな場所なのかを聞いてみました!
「自分を変えてくれた場所です。本当に感謝しています。恩人と言っても過言ではありません」
「自分の考えを尊重して指導してくれる場所です」
「いろいろな人に触れ合えることがうれしい。いつも周りの人に笑わせてもらったり、周りを笑わせたり。精神面でも、学習面でも成長できる場です」
今後も生徒たちがより良い日々を送っていけるように、私たち教職員も力を注いでいきたいと思います。