N中等部ブログ
体験授業に茶話会も N中等部ネットコース保護者会を行いました
N中等部では半年に1度のペースで保護者会を行い、日頃の生徒の様子やN中等部の方針、課題、お知らせなどを保護者の皆さまにお伝えしています。
夏季休暇中の8月8日(日)、N中等部ネットコースの保護者会を開催し、2021年4月および7月に入学(※1)した生徒の保護者の皆さんにご参加いただきました。
※1 N中等部では4月、7月、10月、1月に新入生を迎えています。
ネットコースの保護者会は、ビデオ会議システム「Zoom」を活用したオンライン形式です。三部形式で、第一部は全体会(55分)、第二部は授業体験プログラム(40分)、第三部は茶話会(45分)を行いました。それぞれの内容を紹介します。
当日は和やかな雰囲気ではじまりました。第一部の全体会では教職員・ティーチング・アシスタント(以下、TA)の挨拶のあと、プログラミングや21世紀型スキル学習、基礎学習(個別学習)など、この夏までに行われた各カリキュラムの学びを振り返り、今後の展望についてもお話しました。
普段の授業同様、Zoomのチャット欄もにぎわいました。特に盛り上がったのは各カリキュラムの紹介です。プログラミング授業などで生徒が作った作品を見ながら感想を打ち込んでもらい、それを各担任が読み上げるという臨場感あふれる時間となりました。
第二部の授業体験プログラムでは、生徒が普段受けている授業を実際に保護者の方々に体験していただきました。
今回用意したのは、保護者の方向けに内容をアレンジした、21世紀型スキル学習のコンテンツのひとつ「Everythink」。
Everythinkはアイデアを生み出す思考スキルを学ぶ授業です。新しいアイデアを生み出すための思考スキル「造形的思考」に理解を深めるため、今回は「アイデアスケッチ」に挑戦していただきました。
アイデアスケッチにはブラウザ上で簡単に絵を描ける「おえかきボード」を使用します。
お題は「スプーン」。言葉から思い浮かぶアイデアを自由にスケッチしていきます。
慣れないうちはなかなか難しいものですが、お絵描きのテクニックは気にせず、イメージを膨らませながらアイデアを描き出すことがポイント。生徒になったつもりで“描きながら考える”を体験してもらいました。
描いた感想をチャットに書き込んだり、意見を聞いたことでまた新しいアイデアが浮かんだり。実際の授業のような雰囲気で進んでいきました。
最後に、生徒が描いた同様のお題の作品をご覧いただき、作品の感想をZoomのチャットで共有しました。
第三部の茶話会では、Zoomのブレイクアウトルーム機能(ひとつのミーティングから複数のセッションに分かれること)を活用して、4名ずつの小グループに分かれてお話をしてもらいました。
自己紹介のあとはテーマに沿って意見交換。「我が子の成長を感じたこと」「子どもとの普段の接し方の工夫」「最近ハマっていること」など多様なお題を通じて、保護者同士の交流を楽しむ時間となりました。
他の保護者の方との交流はもちろん、ブレイクアウトルームの雰囲気やマイクオンで話すドキドキ感などを味わっていただく貴重な機会になったと思います。
保護者の皆さまが進行しやすい雰囲気をつくってくれたおかげで、とても温かな雰囲気の保護者会となりました。
最後にアンケートを記入してもらいました。貴重なご意見は、今後の運営の参考にさせていただきます。