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【オンライン授業レポート】21世紀型スキル学習「ブレインストーミング」

【オンライン授業レポート】21世紀型スキル学習「ブレインストーミング」

 

N中等部では、新宿キャンパス、秋葉原キャンパス、江坂キャンパスの全キャンパスで新型コロナウイルス感染拡大を受け、2月25日(火)より、キャンパスへの登校を停止し、自宅でのオンライン授業に切り替えています。

 

※ニュース記事からも詳細をご確認いただけます。

新型コロナウイルス感染拡大を受け 来週よりN中等部「通学コース」を自宅からオンライン登校へ

 

授業は、ビデオ会議ツール『Zoom』を使用し、コミュニケーションを取りながら進めています。

 

今回のブログでは「ブレインストーミング」をテーマにしたオンライン授業を紹介します。

 

みんなで物事を決めようとするとき、なかなか良いアイデアが浮かばないことがありますよね。

 

 

 

物事を決めるのに大事なことは「発散(アイデアを出す)」すること。

発散するほど、良いアイデアが生まれる可能性が高くなるからです。

発散の方法として「ブレインストーミング(ブレスト)」の説明をしました。

 

次にブレストのやり方を伝えていきました。その方法はいたってシンプル、「アイデアをたくさん出すこと」

これだけです。

 

シンプルなのに難しい……どうしてでしょう?

それは次のような考えが、アイデアを出す前にじゃまをしているのかもしれません。

 

 「この意見どうかな。でも間違っているかもしれないな」

 「たいしたことない気がして、みんなの前で伝える自信ないな」

 「テーマと合っていないんじゃないかな」

 

このような不安を払拭するために授業では3原則を設定し、生徒みんなが意識することで誰もが安心してアイデアを出せる環境を作りました。

 

 ・人の意見を批判しない

 ・自由奔放に意見を出す

 ・質より量にこだわる

 

説明のあとは、実際に生徒がワークに挑戦しました。最初のお題は「3Dプリンターがあれば何を作る?」です。

 

 

お題に対しての答えをチャットで入力していきます。3原則が守られている中で生徒からいろいろなアイデアが出てきました。

 

しかし、1分ほどすると出てくるアイデアの数が減ってきました。そこで、教職員がヒントを提示します。ヒントを得たことで新しい角度で物事が考えられ、また新しいアイデアが出始めました。

 

 

 

 

 

 

このお題以外にも今回の授業では、合計5つのお題でブレストを行いました。

 

生徒たちは『Zoom』、チャットを使用した授業にもすっかり慣れ様子で、多くのアイデアが溢れていました。

 

この日の日誌に書かれていた授業への感想の一部をご紹介します。

 

・相手の意見を否定しない、自由に意見を出す、質より量というルールがあったから、意見が言いやすかったです。アイデアがたくさん出せたかなと思います。次は今日よりもっとアイデアが出せるようになりたいです。

 

・たくさんのアイディアを出すことができた。他の人が自分の思いつかなかったことを言っているのが興味深かった。

 

・意見を拾ってもらえて嬉しかった。普段は自分から言わないようなことも、チャットだから気楽に言えた。

 

 

オンラインの方が自分の意見を言いやすいとポジティブな声がある一方で、横のつながりを感じられずに寂しい、と通学できないことへの寂しさが感じられる声もやはりあがっています。

 

今の状況を理解して受け入れながら参加している生徒たちのために、引き続き有意義に学ぶ環境づくりをしていきたいと思います。

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