全国各地のキャンパス、通学・ネットコースの垣根を超えて、普段はなかなか会えない生徒同士、職員とも会える貴重な機会です。
通学コースには全国10箇所にキャンパスがあります（2024年3月時点）。
ネットコースは全てオンラインで授業を行っているので、日本全国はもちろん、海外から参加してくれている生徒もいます。
※フィールドワークは任意参加のイベントです。

今回のフィールドワークの会場は３箇所、東京(東京ディズニーランド)・大阪(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)・愛知(ナガシマスパーランド)で開催されました。
チームごとにSlack（角川ドワンゴ学園で使用しているコミュニケーションツール）のチャンネルが作成され、当日までチームのメンバー同士やりとりをしていきます。
 
フィールドワーク参加者対象に行われた事前授業でビンゴカードを配布しました。
そこに、各グループで取り組む「ミッション」を記入していきます。

参加生徒はSlackでやりとりしながら、このビンゴカード作りの相談をしていました。
ミッションを考える内に、各テーマパークのどこをまわるか、絶叫系が好きな人・苦手な人でお互いの過ごし方をどうするかなどについて相談しあっており、これまでコラボラトリー（※2）の授業で培ってきた、他者と協働する力がしっかりと活かされていました。
※2 “Collaborate（協働すること）” と“laboratory（実験室）” を合わせた造語であるCollaboratory。社会で必要とされる協働やコミュニケーションの能力を伸ばすため、協働について実験的に学んでいきます。

当日が近づくにつれて、グループ内で「当日、お金いくらぐらい持っていく？」「服装はどうする？」という相談をし合う場面もありました。
当日の天気予報はあいにくの雨。毎日天気情報の情報をアップして、天気が変わってくれることを祈る生徒もいました。

そして迎えた当日。
みんなの願いが通じたのか、天気は晴れに！
各会場とも点呼をとって、いざ入場！

それぞれのテーマパークにはチェックポイントを用意し、職員はそのポイントで生徒がやってくるのを今か今かと待っています。

チェックポイントに辿り着いた生徒たちは、ネットコースのメンターとは初めてリアルで対面。
最初は緊張していた様子でしたが、「あっちのアトラクション乗ってきました！」「アイスとかチュロスを食べれました！」と報告してくれる姿に、これまで授業やコーチングで深めた絆を感じました。
また、中には「意外と背が高かった」「本当に実在したんだ……！」「やっと会えた！」など普段オンライン上でしか会ったことがなかったからこその新鮮な驚きのリアクションもありました。

当日はリアル会場での実施でしたが、フィールドワーク参加者全員が参加しているSlackのチャンネルもにぎわっており、実施中さまざまな写真が投稿されました。

特にランチタイムになると各チームから食事の写真が！
ピザやお肉、ポテトやジュースなどそれぞれのテーマパークだからこそ楽しめる食事を満喫していました。

やがて、日が暮れて生徒たちは最後の集合場所に移動。
名残り惜しそうにしながら、メンバー同士で記念写真を撮っているチームもいました。

最後に、全員で集合写真を撮影して解散。

と、N中等部のフィールドワークはここで終わりではありません。
帰宅してから事後授業の時間があります。
それは、この日撮影した写真を使ってネット上のアートボードを作るというもの。
生徒それぞれがこの日、印象に残ったことを自分らしい感性・視点で作品として残していました。

N中等部は通学・ネットコースを合わせて全国に1300名以上の生徒がいます。(2024年3月時点)
さまざまな環境・背景を持った生徒がさまざまなツールや学びを通して、互いに協力しながらチームで過ごした1日でした。

日頃の学びが、素敵な出会いや経験につながることを感じた日だったと思います。