N中等部ブログ
【ネットコース】授業外の交流でかけがえのない時間を。
授業前の「はじまりの会」、授業後の「おわりの会」を紹介!
新学期を迎え、ネットコースに再び活気が戻ってきました。生徒たちは、ビデオ会議システム「Zoom」を活用して、全国の仲間と学びを深めています。
ネットコースでは自身のライフスタイルに合わせ「昼クラス」と「夕方クラス」の2つの学習スタイルを用意しています(※1)。
※1 昼クラスは13:30から16:00まで、夜クラスは17:00から18:30まで。「月・水」「火・木」から選べます。詳しくはこちらをご覧ください。また、週2回、仲間と集う「一斉学習時間」があり、グループワークなどを学びます。
すべてのコース共通で毎日行っているのが学習前の「はじまりの会」と学習後の「おわりの会」です。今回はある日の昼コースで行われたはじまりの会、終わりの会の内容を紹介します。
■はじまりの会
授業前に行うはじまりの会は、生徒の気持ちを切り替えたり、1日の流れを確認したりするウォーミングアップの時間です。この日は、以下のことを行いました。
・メンター(教育スタッフ)、ティーチング・アシスタント(以下、TA)の紹介
・連絡事項
・ミニゲーム「ことばの階段」
・マインドフルネス(集中力、学習能力、ストレス軽減などが期待できる呼吸法)
まずはメンター、TAが挨拶。近況や趣味など、日常生活の身近な話題が中心です。また、「頭の体操」としてメンターがクイズを出題することも。生徒たちはチャットに答えを書き込んだり、リアクションボタンで他の生徒の回答に「いいね」や「拍手」を送ったりと、肩の力を抜いて楽しく参加しています。今回のクイズはZoomの投票機能を使って選択形式で行いました。
出題された問題は「2024年のオリンピックの開催地はどこ?」
正解は1番でした!
ウォーミングアップのクイズの後、この日は「ことばの階段」というゲームをしました。階段のように一音ずつ、音を増やしていくゲームです。
今回は「か」からはじまる言葉で、2段から8段までの階段を作りました。「かりんとう」「かきのたね」「カロリーメイト」など、食べ物を中心にさまざまな言葉が書き込まれていきます。
文字が増えるにつれて難易度も高くなるものですが、「カリフォルニア」「かんこうきゃく」など、たくさんの単語が出てきて階段が完成しました。
ミニゲームで頭の体操をしたあとはマインドフルネスで意識を集中。ゆっくりと呼吸をしながら、授業に向かう前に心を落ち着かせ、集中力を高めます。
そのあとにこの日の目標とスケジュールを共有してはじまりの会は終了です。
■おわりの会
21世紀型スキル学習や、プログラミング学習などで学びを深めたあとは、おわりの会で締めくくります。おわりの会は、1日の学びを振り返りをするクールダウンの時間です。
以下がおわりの会の流れです。
・連絡事項
・日誌記入
・次回予告
連絡事項に耳を傾けたあと、1日の振り返りをGoogle Classroom(※2)の日誌に記入。授業内容のほか、感想、印象に残っていることなど、自分が感じたことを自由に書き出すことで学びの蓄積となっています。
※2 Google Classroomとは……Googleが学校向けに開発したWebサービス。課題の作成、配布、採点をサービス上で行うことができ、教師と生徒間でペーパーレスに共有できる。
また、授業の終わりにも「日誌に振り返り」をする時間を設けています。授業の振り返りでは、生徒が学習中に「大切に思ったこと」や「ワークで頑張れたこと」などを記入。担任は一人ひとりの日誌の内容を見て、生徒たちの様子や学習状況などを確認しています。
次回の授業日程を聞いて、おわりの会は終了です。「ありがとうございました!」「お疲れさまでした」「またね〜」とチャットで挨拶をします。
メンターと生徒、及び、生徒同士のかけがえのない交流の時間になっているはじまりの会とおわりの会。オンラインだからこそできるコミュニケーションの時間をこれからも大切にしていきます。