ものづくりゲーム「Minecraft（通称：マイクラ）」（※1）の世界で、グループごとに理想のリゾート地を建築し、花火大会を楽しむ生徒同士の交流イベントです。
※1 Minecraftを用いた交流イベントは、N/S高・N中等部のスクール内行事であり、Minecraft公式のものではなくMojang Studiosとは関係ありません。

開発するのは、マイクラで見つけた未開の島。そこには、オンライン通学コースの生徒が作成した豪華客船が停泊していました。

イベントに参加した生徒たちは「すごい！」「かっこいい」と歓声を上げながら島や船を探索したのち、グループに分かれて理想のリゾート地の開発を進めました。

グループワークには、Google Jamboard（※2）を活用。
どんなリゾート地を作りたいかブレインストーミングをし、理想のリゾート地を決めていきます。
※2　Googleが提供するデジタルホワイトボード。Google 検索から画像を簡単に取り入れることができ、作業はクラウドに自動的に保存されます。さらに手書き入力機能や図形認識機能を使って作業を簡単に読み取ったり、タッチペンで描画して指で消したりすることができます。

現実では実現が難しいものでも、マイクラの世界であれば実現可能です。天空や海の中に理想の建物を作りたい、という夢が叶うのも、マイクラだからこそ。
自分が行ってみたい国内外のリゾート地を参考にしたり、「実在しないけどあったら楽しそう」というアイデアを出し合ったりとそれぞれの意見を伝え合いました。

話し合いを終えたあと、生徒たちは自由な発想で、山を切り拓いてホテルを建てたり、素敵なガーデンを作ったり。リゾートらしく、空には気球やヘリコプターも飛んでいました。

海の中には、竜宮城のような光景も広がっていました。
熱帯魚やウーパールーパーが優雅に泳いでいて、なんとも癒される空間に。
実施時期が夏ということもあり、ビーチやプールなどを作ったグループも多数見受けられましたが、同じテーマでありながらも、個性溢れるリゾート空間に変貌していたことも印象的です。

秘密基地が隠されている場所など、さまざまな仕掛けが施されたリゾート地を見たマイクラ建築が苦手なメンターやTA（ティーチング・アシスタント）は「どうやって制作したのかはわからないけど、とにかくすごい」と終始感動していました。

亀がいつの間にか隣のグループのリゾート地に迷い込んでいなくなる……といったちょっとしたハプニングがありながらも、グループごとに理想のリゾート地を完成させることができました。

日が沈むとリゾート地がライトアップ。
昼間とはまた違った魅力的な空間に「綺麗だね」と感激の声が上がっていました。

夜が更けてからは、お楽しみのリゾート花火大会。花火大会の会場に全員集合し、夜空に広がる色とりどりの花火を楽しみました。
「N」の文字をかたどった花火が上がった際には、生徒たちから一際大きな歓声が。
「今年はリアルの花火大会に参加できなかった」という生徒も、マイクラの世界で花火大会を楽しんでいました。

参加した生徒たちからは「みんなで協力しながら建築ができて楽しかった」「たくさん建築を作れて良い思い出になった」「初対面の人ともたくさん話せて、仲良くなることができた」といった声が寄せられました。

N/S高との合同開催ということで、イベントの中で先輩たちと意見交換をすることができ、N中等部の生徒たちにとっても有意義な時間となりました。

今回紹介したイベントだけでなく、N中等部ではマイクラを活用したイベントを定期的に行っています。
現在はネットコースとオンライン通学コース合同のマイクラクライベントも控えている最中。
今後のイベントにもご期待ください。